荒島(灯台島) 釣り場案内人サトシ!

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千葉にもあるぜ、ドン深一級磯!

シーワールドで有名な鴨川。JR鴨川駅からほど近いところ、鴨川漁港のすぐ横に、野生を感じさせる超一級の島型磯場があるのだ。

こここそ、イシダイ釣りで有名な荒島である。
この海の色、この水深を見よ!

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左の小さい、頂上に灯台がちょこんとのっかっているほうの島が荒島。別名灯台島だ。

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右の大きいほうの島は弁天島。老朽化で通行禁止だった橋が掛け替えられ、入島できるようになった! 右がその橋だ。

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荒島への侵入は険しい。見ての通り進入路は「橋」というよりこれはハシゴである。怖い! 金網の隙間から、荒々しい海面が音を立てて白いしぶきをあげている。こんなワイルドな「橋」は初めてだぜ! なぜこの島の名前が「荒島」なのかが、体でわかったような気がするのだった。

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※写真をご覧いただくとわかるが、橋を渡った先は原生林である。まるで探検隊のような釣り場へのアプローチだ。橋の先に道路はなく、足元はというと、格子一枚へだてて轟音をあげる海面が見える。

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一歩間違えば海面に転落。緊張感あふれる釣り場である。

水中チェック!

サメだ。サメじゃねえかこいつは! 尾の形から、このあたりによくいるドチザメかホシザメあたりだろう多分。おとなしいサメだがしかし、こんな地磯の足元で1メートル近いサメがウヨウヨしているのだからたまんねえぜ。

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ここはウミタナゴが多いね。4~50匹の群れがこの島の周りを一日中、グルグルグルグル回っているのであろう。水深は5~6メートルといったところか。

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機動水中カメラ「ボラ2号くん」を終日巡航させてみたが、補足できたのは前述のサメ、ウミタナゴに加えてイワシと、おびただしい数のフグであった。ここでの「名物」といわれるイシダイは発見するには至らず。さらに調査を進めることとしよう。

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釣り魚チェック!

「ボラ2号くん」の水中カメラ映像の情報通りの顔ぶれになったようだ。ウミタナゴにイワシである。まあ、ポッと出のチョイ投げですぐ出る釣果というとこんなところだろうか。「喜びも、ちゅうぐらいなりウミタナゴ」といったところである。

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駐車場チェック!

荒島のすぐ横には広い資材置き場兼通路があり、しかも釣りに訪れる人もそう多くはないため、駐車スペース確保は容易である。駐車料金などの心配も不要だ(写真右上の緑が荒島)。

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トイレチェック!

★★★★☆

意外なほどに洗練されているぞここのトイレは! 紙もあるし、これならご婦人でも利用できよう。

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ひとこと! 荒島(灯台島)

さすがは外房。水深は10メートルを軽く超えているし、透明度も抜群。サメがすぐ近くを回遊する野生的な釣り場だね。ただ、ごらんのようにかなり険しい「島」であり、切り立った断崖から、水面近くまで下りて釣りができる場所は4箇所程度。4人が定員といったところ。
大物が狙えそうなニオイプンプンだが、「サトシ」としてはまだここで名物のイシダイとやらを見ていない。今後もウオッチを続けてみたい。

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