意外にドン深！ こぢんまりした港内でまったりいける
どうだい、川下港。ぱっと見ると水深２メートルくらいしかなさそうに見えるけど、じつは意外にあなどれないんだよ川下港。漁港と男は見かけじゃない、ということだな。
広角カメラで見てみると、堤防の外側が磯場になってるのがわかるかな？ そう、ここはもともと磯場の、それも入江になっていたところに作った漁港。だからドン深ってわけだ
岩礁の上に堤防が作られているというなかなか珍しいつくり。どこまでが岩礁でどこまでが堤防なのかわからない。
というより、コンクリートが風化して、堤防自体が岩礁化しているね。なんともワーイルド
いい感じの磯場が隣接している。メジナ狙いにはこちらが本命。夕方になるとどこからともなく、釣りメーカーのキャップにサングラス、ブーツのフル装備でキメた釣りアニキたちが集い来る！
水中チェック！
というわけで機動水中カメラ「ハオコゼ５号くん」の潜水調査開始だ。
港内はまるで擂鉢のようになっていて、船道の水深はは７～８メートルはあろうかというところ。
水深だけでなく、その壁面はもともとここにある岩礁帯そのものがむきだしで迫ってくる。うーーーんワーイルド！
岩礁帯を縫うように無数のウミタナゴが乱舞する。海底付近にはキヌバリの群れだね。
水深約８メートルの最深部。大きな岩がゴロゴロしているワイルドな光景だ。
浅い砂地の港が多い房総にはかなり珍しい岩場の港だね。
駐車場チェック
かなり広い無料駐車スペースあり。傍らには鳥居と祠があり神々しい感じだ。昔、近所の公民館のある空き地で草野球とかをやった記憶がよみがえってきた。そうそう神社の鳥居に、プレハブの公民館に、砂利の空き地。昭和の原風景がここにある。土管もほしいな。
トイレチェック！ ★★★☆☆
川下港の港内にはトイレはないんだけど、ここから国道４１０号線をちょっと西に流すと、根本海岸にこのトイレがあるよ。海水浴客用だろうか、なかなかきれいでいいね。
ひとこと！ 川下港
MAPを見ても察しがつくようにここは岩礁帯のど真ん中なんだね。半分は天然の港って感じなので、地付きの魚は多そうだ。とくに東側に広がる磯場は一級磯でひっきりなしにフル装備で固めた釣り人が入っているね。川下といっても特に川は無いようだが、穴場だねここは。
MAP
