東海地区担当 しゅうちゃん

ある日サトシが錦糸町で飲んでいると、不意に後ろからささやくようにウキフカセ釣りの醍醐味について話しかける男が現れた。関西は京都の出身、自称老舗呉服店の息子。自
称関西の有名大学を出て。これまた自称、某有名文芸出版社で作家を3人担当。だが昨今のデジタル化についていけず、「探さないでちょんまげ」と一筆書き遺して退職したのだという(後日談だが誰一人、彼を探さなかったという)。

ピンチのたびに宝くじが当たり、独り身も手伝って生活には困らないので全国をブラブラしているのだという。そんな浮き草のような人生がまるでウキフカセ釣りの付け餌に似ていることから、釣りはもっぱらウキフカセを楽しんでいるのだという。「サトシ」東海地区進出を考えていたサトシにより、なんの因果か遠州灘〜相模湾にひととき釣り糸を垂れることとあいなった。

得意技:くにゃくにゃくにゃりんこスルー

明日をも知れない、宿もない、そんな自身の流転人生を体現するかのような彼の仕掛けはなぜかオモリがついているにもかかわらず水面上を飛翔する。まるでフライフィッシングのようなウキフカセの振り込みが、今日も磯魚たちを翻弄する。

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