ここは福島。のどかに、お出迎え。
ここは勿来(なこそ)漁港。そう、福島県の勿来だ。とはいってもこの勿来漁港、右の堤防のすぐ隣は茨城県、つまり「国境の港」とでも言おうか? すぐ隣に隣接している2港が、それぞれ違う県というのも面白い。だから2つの漁港を行き来して釣り歩くときは、秘技「棒高跳び式フライング国境越えアタック」をかますのだった。無意味だが。
勿来漁港は入口で右堤防と左堤防の二手にわかれるんだけど、右堤防のほうは残念ながらご覧のように立入禁止になっているようだね。
よさげな堤防で、夜には常夜灯も灯るんだけど、まあしかたない。
というわけでお目当ては左堤防だ。漁協横の護岸はご覧のようにとっても広いよ! 車横付けでOKだね。
左堤防の裏ワザとして、漁協横の先端行き止まりを「スッ」と左に迂回すると、この沖側堤防にいける。大物狙いならこっちが面白そうだね。
水中チェック!
と、いうわけでさっそく、機動水中カメラ「マンボウ7号くん」の潜水調査開始だ。まずは左堤防漁協前から
海底は完全に砂地だ。しかも所々かなり、というか相当浅い! 水深2~3メートルのところもあるようだ。さかんにウミタナゴが行き来している。
壁面まで寄ってきているね。
続いて沖側の堤防。おっと! これはワラサっぽいぞ!
堤防に沿ってユラーリと行ったり来たりしているようだ。
そしてここにも大量のウミタナゴ&フグが。水面まで数メートルなので目視できそうに思えるけど、ここは砂地のせいか海水に砂が舞い上がり、やや視界が悪いね。
駐車場チェック
広い広い、広~い港内はどこでも車横付け可能でラクラクだ。そしてここ、例の沖川堤防に抜けるあたり。このあたりに停めて沖へ向かう。出入口をふさがないように注意だ。
トイレチェック! トイレなし
あいたたたた・・・離接する平潟港のゴージャストイレをお借りするしかないな。
ひとこと! 勿来漁港
いたってのどかな勿来港だけど、福島県はこの勿来港のぶんだけ、県境が延びているといってもいいようなシチュエーションだね。港内はサバイワシ、ウミタナゴがバシャバシャやっていて賑やか。でも、でもなんとなく隣の平潟港とは魚が違うような気がする、というか違う何か別の魚が混じっているんじゃないかという気がする。何度も足を運んでみたいね。左堤防から入る地磯も面白そうだ。
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