クロダイが足元を群泳!
伊豆半島の南端、ペリーが上陸したあの下田港よ。
なんともきれいな海じゃない! 東京から約5時間! たっぷりハンドルタコを作ってたどり着くパラダイスね。
広い港内にはフェリー乗り場護岸、まどか浜海遊公園、柿崎公園や弁天島などいくつものポイントがあるんだけども、護岸といってもここ下田港の水質は極上。目の前をウミガメが泳ぐほどの自然が残る海なのよ。
広い下田湾の真ん中にあるのは犬走島。以前はこちらでも釣りができたようだけど今は立入禁止になっちゃったのね。
昔撮った犬走島の先端部ああ、まるで絵ハガキを見てるようだったわ。また見学できるようになるといいわね。
水中チェック!
下田港の海底はごらんのように砂地に枯れた海藻が折り重なる、どちらかというと哀愁漂う荒野といった感じね。
これよこれ! ヒラヒラと泳ぐウミタナゴの向こうに、潜水艦のような黒い巨体が迫ってくるわ。
下田港は回遊魚のイメージが強かったけど、わたしが見たここはクロダイ天国とでもいうのかしら? クロダイがとにかくウヨウヨ泳いでいたのよ。
さらに接近。下にもう一匹いるわね。何か、シーラカンスのようでもあるわね。
機動水中カメラ「ボラ2号くん」が今回水中を探索したかぎりでは、数のうえで一番多いのはウミタナゴ、そしてメジナ。そしてクロダイ。アオリイカの子どももかなり見ることができたわ。
釣り魚チェック!
あれだけ巨大なクロダイを目の当たりにしていながら、釣果はなんとプリティーなカサゴ1匹・・・。
はいはいどうもスンズレイしました。
駐車場チェック!
護岸や公園ごとに駐車スペースはあり。
トイレチェック! ★★☆☆☆
ジャングルアドベンチャーのアトラクションのようなトイレ。むきだしのワイルドさが漂うけど、地元のボランティアの方々がしっかり手入れ・管理されていてとてもきれい。
トイレットペーパーは予備まで置いてある親切さ。この土地の人たちの温かさが伝わってきたわ。
ひとこと! 下田港
日本開国の原点となった下田港。歴史の教科書に必ず出てくる有名な下田港だけど、訪れてみてそののどかでゆっくりした時の流れに心を癒されたわ。地元の釣り師中心であまり混んでいないのもうれしいけれど、やはりなんといっても魚が多いこと! 首都圏ではまず見られない、50センチ級のクロダイの群れが水面をプカプカ回遊していたり、ウミガメが港内を行ったり来たりしていたり。
ここは、本当は竜宮城なのかもしれないわね。
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