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水平線まで続くビッグ堤防は、魚たちもビッグ!
トシコ:体力が、ためされる釣り場やねんよ~
サトシ:言ってる端からもう休憩してるじゃないか、まだ先端まで半分も来てないのに、大丈夫かい?
トシコ:あきません。とにかくここ、青岸の堤防は冗談ぬきで長い、長すぎやわ
サトシ:確かに本当に水平線まで堤防が続いているな。トシコが30メートルごとに休憩してしまったこともあって、白灯台まで15分くらいかかったぞ。
トシコ:しんどい・・・
サトシ:くたびれすぎて釣り場案内できなくなっているな? この青岸の長大な堤防は青物釣りで有名なんだってね。でも堤防右側のテトラ帯は、上から見ていてもデカいクロダイ(チヌ)が群れで泳いでるのが見えるね。居着きの魚も多いようだ。
トシコ:しんどい・・・も、戻しそうや・・・
サトシ:これに懲りて普段から運動するんだな。白灯台のある堤防先端はテトラがぐるりと敷き詰められていて、ヘチ釣りができないのが残念だけど、ここはさすがに潮通しバッチリだね。
トシコ:あとは、灯台のちょっと手前の、くの字にまがったあたりに大型の魚がたまってんで・・・
サトシ:お、生き返ったな。
トシコ:おまけ情報としては・・・堤防のつけ根の右側にも広い護岸があって・・・
トシコ:左端の・・・コンテナで作られた壁までやけど・・・釣りできんねんで・・・
サトシ:息切れして死にそうだな。本当に体力ないな。なんかもう歩き方がバアサンみたいだぞ!
水中チェック!
サトシ:トシコがダウンしてしまったのでしょうがない、機動水中カメラ「アオウミガメ1号くん」の水中探査を開始してしまおう。お! カンパチ、の若魚のショゴだな。さすが青岸。青物が護岸近くまで来てるぞ!
トシコ:シオや。シオシオ・・・
サトシ:あ、復活したな!
トシコ:青岸はー! 居着きのチヌ(クロダイ)がぎょうさんいてることでも有名やねんよ!
サトシ:確かに、小型サイズからわりと大きめのまでいるね。ここに居ついてる証拠だね。
トシコ:チヌは堤防左のテトラの森にようけおるけど、テトラの無い右側護岸にも少し小ぶりになるけどおる。タナ(遊泳層)は海底ギリ上5~6メートルくらいやよ。
サトシ:ようやくまともな釣り場案内が始まったな。
トシコ:サンバッ!サンバッ!サンバッ!サンバッ!
サトシ:ベリーニだな。しかし確かにみんなしてサンバを踊っているようだな。
サトシ:それにしてもすごい数だ。
トシコ:数だけやなくて、ここ青岸はイシダイが生まれて、育って、居ついとる! で、こんなデカいクチグロイシダイも護岸際をうろついてんねやで!
サトシ:ほんとだ! これは驚きだな。
トシコ:せやろ! 夢あるやろ!? あとで釣ったげるな。
トシコ:これが青岸の海底や!
サトシ:砂底のフラットな海底だな、お!左上にデカいクロダイ(チヌ)がいる! 本当に魚影濃いなここ。
釣り魚チェック!
トシコ:サンバッサンバッサンバッサンバッ!
サトシ:クチグロはどうしたんだよ?
駐車場チェック
サトシ:青岸は駐車場は無いんだね。
トシコ:まあここは基本、工業地帯やからね。ただ、ドンツキでだだっぴろいので、空き地に「そっと」停める、ということやないかと、思ったりすんねやけど・・・。
サトシ:ちょっと口がモゴモゴしてるな。
トイレチェック! トイレなし
トシコ:もれるー!
サトシ:やめなさいよ。
ひとこと! 青岸
サトシ:この並外れた長大な堤防には度肝を抜かれたな。
トシコ:まあ、超長い堤防を重い荷物を担いでいくとクッタクタになるけどね。せやけどここは有名な青物、タチウオ釣りはもちろんやけど、居着きのチヌ(クロダイ)、イシダイの魚影の濃さは知る人ぞ知るところなんやよ。
サトシ:投げ、落とし込み、穴釣りにサビキと、いろいろな釣り、釣り魚を楽しめそうだな!
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