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L字形に出た堤防で、今日も釣り人たちが竿振りラインダンス!
どーも、リツコです。北伊豆には本当にたくさんの漁港があるんだけど、わりと小漁港が多いのよね。そんな中でここ足保港は規模の大きな、そんでもって沖向きに長ーい堤防がある、なかなかもって釣り人には嬉しいところなのでありますのよ。
どうよ! 先端の赤灯までずーっと足場のいい、広い堤防ふが続いているのがおわかりかしら? まるで駅のプラットホームのようじゃない?
そして足保港といえば厳寒期のヤリイカ。背骨まで凍り付くような寒さの中、アツい男たちが所狭しと電気ウキを投げる姿を、真冬の澄み切った月夜が映し出す姿は幻想的ですらあるわ。
ところでここはなんとなんと、ご親切なことにこんな公園まであるということなのよ。どこまでもファミリーフィッシングに向いているそんな足保港ね。
水中チェック!
さてそういうわけでさっそく、新鋭機動水中カメラ「ホタルイカ10号くん」の水中探査を開始いたしますわよ。
ここ足保港は水質がとってもクリアで、なんと海底まで見えてしまうので一見、浅いのかしら? と思ってしまいがち。でもね、ここなんと水深が深いところで15メートル近くあるのよ。浅くて海底が見えているんじゃなくて、海水が透明すぎて海底が見えているという、一種のトリックアート的な足保港ね。
海底は基本的に砂地なんだけど、堤防まわりに沿って大きな岩を沈めてあるのね。この岩と岩の間に、たくさんの空間があってそこにたくさんのカサゴやメバルのたぐいが棲みついているようね。ああそして右上にダツがいるわ!
ここはカサゴ、ベラと写真のタカノハダイが多いわね。みんな岩場の裂け目に隠れているけど、海底近くにエサを落とすと、ワッと出てくるのよ。
カサゴの親分ね。ヤブニラミだけど、エサを見つけてからの動きは速いわよ。
駐車場チェック
港内にはご覧のような駐車スペースが。沖向き左側の、公園の周囲が一般用、右側の係船&漁師さんの仕事場周辺は漁師さん用、ととくに表示があるわけではないけれども、そんな区分けのように見えたりなんかしちゃったりしたわ。とくに料金の徴収はなかったけど、ハイシーズン時にはあるのかも。
トイレチェック! ★★☆☆☆
一見、東屋風のミニサイズだけれどもなんと大理石製(!?)のゴージャストイレ。しかも男子トイレは和式(女子は洋式)! ゴージャスにまたがっていただきたいわ(ちょっとお下品だったかしら!)
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ひとこと! 足保港(西浦漁港)
小場所が多い北伊豆にあってここ足保港のキャパはありがたいわ! ここはそういったわけでカサゴ、メバルといったいわゆる底生型の魚が多いので、「ブラクリ(オモリとハリがセットになった、底生魚狙いの仕掛け)」で狙う釣り人が多いのと、夜はイカ釣り狙いも多い、とくに厳寒期のヤリイカシーズンにはL字堤防にズラリと電気ウキの竿が並ぶのよ。ああそういえばここは夜になると沖にイカ釣り漁船が出てなかなかきれいよ。イカを集める灯火が明るくて、まるで東京湾の屋形船がいっぱい浮かんでいるようでなかなか風情のある風景を観ながら釣りを楽しめるわね。あれが出てればイカが入っている目印ってとこかしら?
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