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国会議事堂の横で、憲法改正と次年度予算を注視しつつも、バスを釣る。
こんにちは、チエですっ。今日は日本一、国会議事堂に近いバス釣りスポットと言われる弁慶堀です。
ご覧のように地下鉄赤坂見附駅の出口の横でバス釣りしています。冗談みたいな風景です。
ここは弁慶堀といいまして、元江戸城外堀だったところらしいのですが今は野池と化し、渋滞する首都高をのどかに見上げています。夏になると大発生するキンギョモ的な「かさ」のある水草、もといウィードが生い茂り、行く手を阻みます。が、バスはこのキンギョモ、もといもとい(^。^)ウィードに身を隠していることが多い、と後ろの人が申しております。
首都高側の護岸です。フェンスを境に世界観が違いすぎ、気恥ずかしさ満点です(+o+)
さて! じゃあここで弁慶堀徹底図解~っ! このお堀、というか都会の野池は決して大きくはありませんが、かわいい靴下のような形をしています。ということで、ジャンっ! 弁天堀を靴下に例えると各ポイントはこんな感じになるよー、的な図です!
そしてここが上の図でいう「すね」の部分です。木の枝が張り出して・・・じゃなかったオーバーハングの下がいい感じの日陰もといシェードになってて、なかなかいい感じですよ。ここからちょっと池のまん中んのほうにいくとそれなりに水深があって、そのあたりにバスはいるようです。
そしてボートはどんどん靴下のかかとにあたる部分に迫っていきます。
で、ここが弁慶堀の「かかと」にあたる部分。浅い葦原です。すごい浅いんですが、たまにこんな水たまりのようなエリアで、何者かが水中でバシャバシャ暴れているのを目撃しました。
さらに首都高に沿って進みます。あ、ちょうどこの首都高の下あたりが弁慶堀の「土踏まず」にあたるところですね。ここは首都高が日よけになって、いい感じのシェード(言えた!)ができますよ。
来ました! ここが弁慶堀の終点。つまさきにあたるところですよ。もうそれはそれは浅いんですが、チビギルにとっては安全地帯なのか、チビギルがいっぱいいます。
ここに、いるよ。ブラックバス水中チェック!
ちいさなお堀なので各ポイントをグルグルと何度もまわってみました。まずはいちばんボートハウスから遠い、「つま先」部分からいきます!
やはりというかチビギルです。水深30㎝。
「土踏まず」まで来ましたがブルーギルのサイズが少し大きくなっただけでバスおらず。
で、一番バスを見かけたのがここ、さっきの靴下の図でいう「すね」の部分でした。ここのシェードと、対岸から伸びてきてる水草、じゃないじゃないウィードがこんにちはをしてるあたりが非常にアツいポイントです! 人呼んで「弁慶の泣き所」。誰も呼んでませんね、すみません。
出ました! バスです!
明らかに機動水中カメラ「ワカサギ1号くん」をねらって突進してきました! コワイです!
ヽ(゚д゚さらにもう一匹、こっちのほうがさらにサイズが大きそうです。ガボガボやりながら近づいてきました。
(ノ゚д゚)ああ、あんなところにも! 完全に取り囲まれてしまいました。バスはウィードの中に潜んでいて、獲物を見つけると次々に出て来るようでした。
駐車場チェック 駐車場なし
まあ、国会議事堂の横ですからね。仮にコインパーク的なものがあっても、30分¥5,000とかとられそうで嫌です。ああそれ以前に、私は免許もないのでした。
トイレチェック! ★★★☆☆
こちらのボートハウスの受付の横にありますよ。とってもきれいでした!!
ひとこと! 弁慶堀
定率減税や男女別姓問題、はたまた年金問題などの国政課題難題を、すぐ隣で議論されているその横でわたし、チエは「わっ、根掛かりしたぁ!」などとノンキに釣りしてるわけです。日本はまかせた、バスはまかせろ、と言ってぜんぜん釣れてないんですが。 ここ弁慶堀は流入河川も流出河川もない、雨水と地下水だけで保水している野池ですが、産卵で個体が増えたりして独自の生態系があるようで、バスの魚影も濃くて、大型の個体もけっこう水中カメラに写ってきました。なにせ都心のど真ん中で本格的なバス釣りができるなんて、とっても新鮮な経験ですね。
※ボートハウスの受付横のホワイトボードに、その日のポイント情報が書かれていてお役立ちです。
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