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館山港沖、海の真ん中で回遊魚釣り。
館山湾の真ん中に伸びる築港堤防は回遊魚とクロダイ、エギングでアオリイカやコウイカが釣れるポイントとして人気のスポットだ。で、実際どんなところかを見て回ってみよう。まず、築港堤防のトレードマークといえる、「く」の字に曲がった角部分では270度の「広角釣法」でアオリイカ狙いがよさげだ。実際、スミ跡がとっても多いよここ。
続いてのポイントは延々伸びる堤防沖側。ここはテトラが入っているもののさほど量がないので直で取り込める。クロダイが潜むポイントとして有名だ。
そしていよいよ堤防先端。白灯周り。
この先端部分だけ、テトラが入っていないので足元から探れる。ぐるりと広角に投げれば回遊魚を狙える一番人気ポイントだ。
ちなみにこの白灯台のすぐ後ろに階段があって、ここからすぐ横にあるテトラ一帯をさぐればこれまたイカたちを狙えたりする。スミ跡多し。
水中チェック！
というわけで今回は白灯台周りをぐるりと水中探索だ。築港堤防の両側はなんと一面にコンクリートプレートが敷き詰められている。
ここだけしかもかなりガタが来ていて段差が多く、護岸との間に深い溝ができているという、独特の構造になっているね。
ただ、なぜか堤防前面、白灯台の前だけは砂地になっている。その影響かベラやハゼのような底生型の魚が多いね。
アジだ。意外に堤防のすぐ近くまで寄ってくるね。
ここのアジは季節にもよるかもしれないけど、わりと海底付近に沈んでいて釣り座からは見えないので、あらこんなにいたんだね、と驚いたりする。
イワシは水面にいるので上からもよく見える。
カタクチイワシ、けっこう多いな。
海底まで水深約４メートル。テトラまわりにクロダイを探したが、この日はクロダイなみにデカいタカッパばかりなり。。。
駐車場チェック
築港堤防に駐車場、駐車スペースはない。港内に砂砂利集積場があり、ダンプがひっきりなしに出入りしている場所だ。路駐もやめよう。
トイレチェック！ トイレなし
ひとこと！ 築港堤防
この界隈では回遊魚やアオリイカが狙える貴重な釣り場。しかしながら昨今の釣り禁止、立入禁止の波はここ館山にも確実に押し寄せつつある。大型ダンプが行きかう、砂採石場近辺への危険な違法駐車が多いため、このままだと堤防入口にバリケードが設置される可能性が高いように感じた。路上駐車は控えましょう（歩け歩け運動）。
引き続き現地ウォッチ継続。
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