浜寺の、和尚さんが、チヌを釣りたしチヌはなしにはならない安心釣り場
大阪は南海電鉄でなんばから15分チョイ。一見川のようだが目の前は人工島ということで「運河」であるここ、浜寺公園の護岸はとにかく広い。電車にして3駅分くらいの「海岸線」があるというなかなかの穴場だ。
大阪で最も古い公園のひとつというだけあって立派な入り口。訪れた歌人の碑などあって歴史を感じるね。バラ園のバラが素敵。とまあついつい釣り以外の実況までしたくなる、ファミリーフィッシングにはうってつけの楽しいとこだね。
度重なる風雪に耐えてきたような、園内の案内板からして浜寺公園の巨大さがわかる。運河に面した一帯で釣り可能だけど、運河に向かって左端のごく一部以外は、とっても浅いのが特徴だね。ほとんどの場所は水深1メートル、いや50㎝もない超浅場だ。潮の流れも速く、岩場も多いので、のんびりハゼ釣りというわけにもいきにくいねここは。
ただ一か所、チヌ(クロダイ)が狙える場所がある。ここ。運河に向かって最も左側の、河口の水門付近。この一帯だけわずかに深場があって、そしてなぜかここにチヌ(クロダイ)が居着いているようだね。
ちょっと微妙に立ち入りができない部分と入りくりになっているのでご注意。
水中チェック!
ここであっても水深は決して深くない(3~4メートルほど)んだけど、比較的海底の起伏は穏やか。あ! 向こうにチヌ(クロダイ)が!
なかなかの型だね。
結構な数が居着いているようだ。
駐車場チェック
公園にはけっこう大きな駐車場が、それも複数あるので便利。駐車料金もお手頃。さすが公営。
なんと二輪車用駐輪場まで完備されている。さすが公営。「単車」という関西ならでは呼び方がGOOD。「車」の部分を1オクターブ上げて発音するのがポイントだ!
トイレチェック! ★★★★☆
巨大な公園内には、たくさんのトイレが併設されているので、広い園内のどこにいても安心だ。どのトイレもお金がかかっている立派なもの。印象の自販機まで。さすが公営。
マンションかと見まごうような、ラグジュアリー感漂うトイレ。さすが公営。
ひとこと! 浜寺公園
広大な園内にはなんと汽車(アトラクション的なものだけど)まで通っている、おおよそ日本離れした規模を施設の充実さである。肝心の釣り場としては広さの割には狙えるポイントが限られてはいるものの、難波から15分という超近場でチヌ(クロダイ)を狙えてしまうというその立地はあなどれない。自然いっぱいなのもうれしいね。大阪、とくにミナミあたりに出張っていう機会があったらぜひ挑戦していただきたいね。
チャリで散歩&ジョギングの先輩が親しげに声をかけてきてくれるのも、のどかな公園ならではというところかな。
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