三港連結の超巨大港! 日本にいることを忘れます。
これはね、たぶん今まで行った港の中で一番大きいんじゃないかな波崎新港。大型漁港がさらに増築・増殖を重ねて、「三連星」と化しているわけですよジェットストリームアタック! 車でなければまず、ポイント移動もままならない超巨大港ですわ。
巨大港に巨大な風力発電の風車、果てしなく続く地平線と水平線のみの世界。ここは本当に日本なのだろうか!?
ただただ広い港内はどこでも釣り放題。釣り場にあぶれることなど皆無といった感じだね。さらに水深は10メートル近くあって、これまた大型魚に巡り会えそうな予感がするね。そして怖くなるくらい人がいないんだよ。
水中チェック!
さあ! お待ちかねの機動水中カメラ「ハオコゼ5号くん」による、波崎新港の水中探索開始だ! おっと、いきなりサバの大集団がお出迎えだ。あいかわらず猛スピードで駆け抜けるやつらだぜ!
サバに翻弄されつつ、どんどん水深をさげていくこと10メートル。岩場が点在する海底には無数のメバルが群泳しているぜ。
まるでシンクロナイズドスイミングのように、その動作は「ピタッ」とそろっている。
ドウガDEドウカイ?
釣り魚チェック!
来た来た! 機動水中カメラ「ハオコゼ5号くん」の水中写真通りのやつらが上がってきましたな。ウキ下を10メートルにしたところでメバルゲット!
さらにコマセを撒き、水面付近を張っていたところ大量の小サバが無限に釣れてきた。
これだけだだっ広い港内なのに、どこから匂いを嗅ぎつけてくるのやら、という感じではあるね。
駐車場チェック
とにかくご覧のような巨大な空間が延々と続くので、どこに停めようが大丈夫ですな。当然無料。それどころか、車が遭難してしまわないように、そちらのほうが心配である。
トイレチェック! ★★★☆☆
波崎新港に隣接する「はさきかもめ公園」に、キュートな貝がモチーフのトイレあり。そして傍らには漁船らしきモニュメントも。バブルの頃を思い出すような、ステキな建築物がみられるのも茨城のいいところだ。
ひとこと! 波崎新港
ここは関東最東端の地。利根川を挟んだ向かい側の銚子には海鮮料理店や展望台もあり、鉄道も通っているのに対しここ波崎には何もない。人もいない。あるのは宇宙空間のような広大な港と、漁船の形のオブジェだけだ。いいじゃないか。ここはそしてよく霧が出る。なんの前触れもなく、白昼いきなり視界が50メートルになったりもする。
正直怖い。神隠しに合いそうだ。でも、いいじゃないか。目の前は太平洋。そしてひとりぼっち。そんなタイトルのヨットの本があったが、あの気持ちになれる釣り場、それがここ、波崎新漁港だ!
MAP