・
会瀬港で、ドンコと逢瀬を重ねたい・・・
茨城・日立の海は荒い。そして日立には漁港は少なく日立港、久慈港、河原子港、川尻港とここ日立会瀬港くらいしか無いのだけども、港の規模がビッグなのが特徴だ。ここ日立会瀬港も規模が大きくて、メインの左堤防と右堤防・その先の岩礁帯、そしてその右の突堤といったぐあいにたくさんのフィールドがあって、釣り座にあぶれることはないね。
ここ日立会瀬港も震災直後はかなりの被害を受けていたんだけど…。
今では完全に修復され、安全に車も乗り入れられるようになっているよ。いやあ、がんばっぺ茨城。地元茨城の底力を感じるね。
ポイントはやはり左の堤防の先端・赤灯まわりだけど、とにかくなぜかいつ来ても風と波が荒いなあ。
本命は赤灯左側へ投げるのがいいということなんだけどね。左の沖に「七夕磯」っていう磯場があって、ここに居つくクロダイやアイナメが狙えるということなんだけども、波が荒いときは右の内湾・船道狙いのほうがいいかもしんないね。
ただここ、赤灯堤防に行くには港奥の駐車場からえんえんと10分くらい、長い長い堤防を歩いていかないといけない。車で乗り入れができないんだよね。で、ファミリーフィッシングのときは車で横付けができる右堤防での護岸釣りがいいだろうね。水深が浅いので、イワシが回遊する夏~秋くらいしか、釣れないかもしれなさそうではあるけどもね。
とはいえ右堤防にも沖にちょこっと出た突堤があるにはある。こちらはしかし、左堤防にくらべると浅瀬でイマイチ迫力には欠けるね。
水中チェック!
というわけで赤灯堤防先端から機動水中カメラ「ホタルイカ10号くん」の水中探査開始だ。赤茶けた堅い岩盤に、大きな岩が折り重なる厳しい環境が延々続いているね。
時折、ほんのちょっと海藻帯があるけども、ここはここで砂塵が舞い上がり、のどかな環境とはいえない。
流れが速く、岩ばかりの厳しい環境の中を、茨城名物・エゾイソアイナメ(通称ドンコ)が横切っていく。
かなりの大型だ。キモがおうしそうだね。よくこんな荒場を泳ぐもんだ。
駐車場チェック
港内は広い。震災後の復旧工事で新たに作られた駐車スペース、車横付けできる護岸など駐車場所は無料でキャパの十分だ。ただ、左堤防まわりはすべて立入禁止になっているので注意だね。
トイレチェック! ★★★☆☆
隣接する「青年の家」なる施設の駐車場横に公衆トイレあり。うれしそうな外見だ。手入れは行き届ていてとってもきれい。
ひとこと! 日立会瀬港
都心から2時間。遠いようで意外に近い日立の海に一度は来ていただきたいんですわ。広いよ! 人少ないよ! キモパンドンコいるよ! 日立港より日立駅に近くて、さらに規模も大きなここ日立会瀬港、穴場ですぞ!
MAP