広いぞ広い! 魚は今日はどこにいる?
千葉県の釣り場でも1、2を争う人気釣り場といえば銚子地区。その銚子地区の、いちばん南に位置するのがここ、飯岡漁港だ。
いやあ広い! 漁港が見えてから釣り場につくまで徒歩だと30分はかかるんじゃないかという、そんなビッグな飯岡漁港なら、まず釣り場にあぶれるということはないね。
狙い目としては右手の堤防。先端付近は立ち入り禁止になっているんだけど、堤防からは外海、内湾の両方が狙える。太平洋の荒波が打ちつける外海側は海面から高さもあるので上級者向きといったところか。
こっちの、内湾のほうはその点、波も穏やかでファミリーフィッシング向きって感じだね。
こちらは漁港のまんなかにある漁協前。車横付けでまったりと釣りがたのしめるね。
ちなみに長大な、沖に伸びる左の堤防は立入禁止になっている。以前は車で乗り入れられたんだけど、いまはゲートが設置されていて入れない。徒歩だと先端まで半日くらい歩かないといけなさそう(やや大袈裟)だし、やはり右堤防に回った方がよさそうだね。
飯岡漁港の西側堤防はナイター照明つきでゴージャスだ。
水中チェック!
元々砂浜海岸に作られた港ということで、全体にデザートカラーの水中はちょっと波が立
つとすぐに砂嵐状態になってしまう。
そんなときは港奥に魚が逃げていることが多い。
ここもそしてボラ多し! が、このボラの群れに帯同していろんな魚がついているので、群れの周囲を狙ってみるのもおもしろい。この日はサッパだったけどね。
港の一番奥にわずかに岩礁帯がある。いちばん内陸に掘られたあたりなので、砂浜の影響をを受けない部分ができたのだろう。メバルがいるね。
釣り魚チェック!
ホイホイ上がってくるぞサビキ釣り! 子供が大喜びしそうだね。最近、東京湾や南房では小サバが多いけれど、ここ銚子地区ではこのサッパちゃんが相変わらず主流のようだね。
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駐車場チェック
まあ御覧あれ。ドーンどこでも停めてちょうだいよ、とドヤ顔になっている飯岡漁港の顔が眼に浮かぶ(どんな顔だ ?)
一応こんなタイル貼りのステキな無料公営駐車場もあるんだけど、それ以前に港内があまりに広大なので、あえてここに停めて、という必要もないほどだ。逆にここから岸壁までの歩きが大変だ。
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トイレチェック! ★★★☆☆
漁港に隣接する公園にワイルドなトイレが2つあり。幼き日の、海水浴の時に入った、足元に砂がジャリっと来るあの感覚が楽しめるトイレだ。
嬉しいのはこれ! トイレとは別個に洗い場がある。釣り道具を洗うのに便利そうだね。ゴミなどの放置は勿論ご法度ですぞ。マナー守って徳を積めば、きっと長生きできるだろう。
荒涼とした平原に、忽然と出現する水場にフランス映画を感じる。シュールな光景だ。
ひとこと! 飯岡漁港
すぐ南からもう九十九里浜が始まる、という立地ということもあってか、砂浜のど真ん中に作った港という感あり。現に左堤防の外側には砂が堆積し、もう完全に「ビーチ」になってしまっている。
海底は砂地。そこにもぐるアナゴ多し、というところだろうか。ちょっと波が立つと海底の砂が舞い上がり、視界ゼロになるので昼でもアナゴがつれるらしい。このへんの調査はこれからだ。
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