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長崎から船に乗ってイカ天国。
長崎港から高速フェリーに乗って約15分。伊王島港のちょうど島の反対側にある、ほぼひとけのないのどかな堤防がここ、ふれアイランド前の堤防だ。
長崎は伊王島色あたりまで来ると海の色が南国だね。堤防の先端には常夜灯があるようだけど、灯台というより、公園のベンチの横でほのかに光る街灯といった風情でなかなかしゃれている。
ちなみにこの「伊王島ふれアイランド」というのはいわゆる遊園地や道の駅のような遊興施設ではなく、どちらかというと地域密着型の福祉施設のような面持ちだね。「伊王島地区活性化交流拠点施設」「伊王島加工組合」など複数の看板がかかっていた。ナゾの施設である。
水中チェック!
左堤防先端部。ぼんぼり型常夜灯直下からの水中撮影開始だ! 水深は浅めで5メートルほどしかないがこのメジナの魚影である。
かなり入り江の奥まった場所にもかかわらず、なかなかの型がいるようじゃないか。
アオリイカである。型はさほど大きくないもののけっこうな数だ!
ここ伊王島はイカが多く生息している。エギでバシャバシャやっていたら沖のほうからおもむろに集まってくるのだ。
まるでスペースインベーダーのような光景である。ざっと30杯以上は目視できた。昼間から堤防真ん前でこの光景はすごいね。
ここはルアー専門かもしれない。なぜならサビキでもやろうものならたちまち港内にたむろしている、このネンブツダイたちの餌食になってしまうだろうよ。雲霞のごとく候。
これが伊王島ふれアイランド前堤防先端部の海底だ。なかなか幻想的な光景だね。
駐車場チェック 駐車場なし
まあここまでは船のほうが便利というのもあるけれどもね。ナゾの施設「伊王島ふれアイランド」の広い駐車場はどうもやはり、NGのようではあるね。
トイレチェック! ★★☆☆☆
伊王島ふれアイランドり隣接する公園に素敵なトイレがある。スペイン風の瓦葺とはゴージャスである。
ひとこと! 伊王島ふれアイランド前
イカ多し! 1時間に一度くらいの頻度で地元のエギ釣りらしき釣り人がやってきては投げ、また次の釣り場へと渡っていく。やっぱりイカ狙いが多いんだね。ここ伊王島は島ではあるけれど本土と橋でつながっているので車でも釣行できる。ただ、夕方は渋滞するのでやはり船でいったほうが圧倒的に早くて便利だね。伊王島旅客船ターミナルの待合所は時間がとてもゆっくり流れている。人生に疲れたら、このフェリーターミナルに来てみるのもいいかもしれない。
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