釣り専用堤防にはクロダイ，カワハギ，カサゴにシマダイ，シマイサキ。ここは釣り人の桃源郷。
富山湾の中でどこが一番お薦め？ と聞かれたら，わたしならここ，水橋漁港がイチ推しかな。
なぜかと言われればそう，とにかく魚影が濃いこと！ とくにクロダイは型，数でここ水橋漁港がぶっちぎりの一番じゃないかしら
水橋漁港は大きく分けて沖に向いて右側の漁港エリアと，左側のフィッシャリーナエリアに分かれているのよ。
釣り場としてのメインは左のフィッシャリーナエリアね。ただし港内は釣り禁止よ。
テラス状になっている沖側（写真左側）が釣り場ね。手摺りつきのとってもしっかりした護岸で，お子さんでも安心ってところね。
右側の漁港エリアは一か所だけ，港開口部正面の岸壁で釣り可能。こちらは車横づけで釣りができるので快適ね。今日もサビキ小僧たちがワイワイ豆アジを狙っているわ
水中チェック！
メイン釣り場の外洋側テラス護岸からの水中映像。意外に水深は浅くて５メートルほど。で、フラリとシマイサキがお出迎え。水橋漁港の海底はご覧のように一面の砂地が続いているのよ。砂漠のような波型模様がどこまでも続く景色はなかなか幻想的じゃない？
そしてこれが護岸足元付近。数メートルおきに落ちくぼんだ部分があって、ここにさまざまな魚が集まってくるようね。で、シマダイ。シマダイは多いわよ。
クロダイよ！ なんと護岸の足元にこんなのがウヨウヨしてるのよ！ 関東近辺ではまず見られない，垂涎モノの眺め。寿命が５年くらい延びそうな光景ね。
水橋漁港はクロダイが多いわね。いろいろなサイズが泳いでいることから見て、このあたりに群れが居ついているのねきっと。
これはマダイ、のコドモのチャリコ。水橋漁港って魚種が豊富よね。
こいつはどこにでもいるわね。ウマヅラハギ。
アカエイ。こやつもどこにでもいる。
これはコノシロかな？ けっこうな大きさだわ
さて、この魚なんだけど、最初シロギスかと思ったんだけど、どうもちょっと違うみたいね
シロギスより目が大きくて、泳ぎ方もなんとなく違う・・・
この地域に多く生息している、ニギスかもしれないわね。でもニギスってもっと深海にいると思ったけど・・・でもどう見てもニギスの姿形だわ。
さてそろそろ機動水中カメラ「メヒカリ１４号くん」を引き揚げようかしら？ 中層にはシマダイにメジナが混じって群れをなしているわ。
水面に戻ってきたところでアジの群れ。そろそろ夕まずめ時ね。
釣魚チェック
カサゴだ！ 水中写真では影も形も見えなかったけどどこにいたの？
ウマヅラハギ。さかんに水中カメラにちょっかいを出してきていたやつね！
メジナはいっぱい釣れたけど、あんなに水中にいたクロダイはどこにいってしまったのかしら！？
駐車場チェック
漁港に隣接してフィッシャリーナ専用の無料駐車場が設置されているわよ。至れり尽くせりよ本当に。なんと展望台までついているわよ。
トイレチェック！ ★★★★★
駐車場に一か所，構内のフィッシャリーナ管理棟内に一か所。
管理棟内のほうのトイレはは夕方には閉まってしまうけど，管理施設の屋内トイレとあってとってもきれい。床が「ジャリッ」としたりしていないので女子でも安心よ。シャワー室つきの施設、初めて見たわ。
ひとこと！ 水橋漁港
ここ水橋漁港は富山の市街地から少し離れたところにあるためか，とにかく水質がよくて透明度もピカイチ。棲んだ砂底の海には無数のクロダイ・シマダイ・メジナがいて魚影の濃さもかなりのものね。また砂地の海底にはカサゴなど底モノ系の魚影もあって，ここは本当に何でもできるわよ。一日だけではもったいない釣り場といえるわね。また来ようっと！
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