まるでシーバスルアーフィッシングをするためにセットされたような場所⁉︎
トヨカズ:広い釣りスペース、目の前にはほどよい距離で橋脚、それも2本あってその間を複雑な「ヨレ」ができて…
クミ:なにをさっきからゴニョゴニョと独り言を言っているのよ。アブナイ人っぽいわよ。
トヨカズ:いやいやこの西葛西、中川・首都高下は何かこう、シーバスルアーフィッシングのために用意されたんではないかというほどにナイスな環境だよね。
トヨカズ:地下鉄東西線西葛西駅から徒歩10分。この階段を上がれば…
トヨカズ:ドドーンとどうよこれ！水平線の彼方まで永遠に続くよ釣り場が！
クミ:すごい広いわねここ。さすがにこれだけ広いと釣り場にあぶれることはなさそうだけど、逆に広すぎて肝心の魚にほとんど会えないまま終わってしまいそうじゃない？
トヨカズ:そこでだ！ この首都高・清新町料金所下のここ！ 中川の上げ潮、下げ潮の流れを橋脚が受けると、独特のヨレを作り出してシーバスの寄り場と化すわけなんだよ。
クミ:確かに変化のある流れが出ているわね。だだっ広い川を所在なく釣り歩くよりは、こんな変化のあるポイントに狙いを絞るといいかも、ということね。
トヨカズ:ちなみにとなりの清砂大橋下は立入禁止だけど、ここ首都高下から清砂大橋の橋脚狙うこともできるよ。
水中チェック！
クミ:まあ、問題は本当に橋脚周りにシーバスがいるのかってことね。
トヨカズ:ということで機動水中カメラ「ヒョウモンダコ14号くん」の水中探査開始だよ！ 川底はやはりというか、平板な泥底が果てしなく続いているね。
クミ:橋脚周りをやりなさいよ。
トヨカズ:いたいた！ 正面の橋脚に、体を真横にしてへばりつくようにいったりきたりしているよ！
クミ:そんなに大型じゃないけどたしかにシーバスね。
トヨカズ:機動水中カメラ「ヒョウモンダコ14号くん」をどうやら餌になりそうな魚と勘違いして、追ってきたようだね。
駐車場チェック 駐車場なし
トヨカズ:まあ河原の土手だからね。電車で来る、ということかな、運動不足解消だよ。
クミ:ものは言いようね。
トイレチェック！ トイレなし
トヨカズ:まあ河原の土手だからね。体調を整えるいいきっかけだよ。
クミ:ものは言いようね。本当にあなたのその楽観的思考には感心するわ。
ひとこと！ 西葛西 中川 首都高速下
トヨカズ:このあたりは実質的にはもう荒川なんだけど、なぜかこの清新町まで、荒川と中川をセパレートする中洲が延々と続いていて、おかげで川幅が狭くなっているよ。でも、それでもなお川幅は広くて、ポイントが絞りにくいから、やっぱこういった大河川の場合は橋脚まわりを中心に攻めたいね。
クミ:早く攻めなさいよ。
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