・
内房には珍しいワイルドな海。防波堤の先端に「ギュッ」と釣り人が凝縮!
内房の海は富津岬を境に、工業地帯から自然の海岸線にガラリとその風景を変えるのがおもしろいよね。さてこの大貫港。そんなガラリと変わる一番手の港だ。
なんたってこの港、広い広い! まるで外房、九十九里を思わせるその広大さと、砂浜の海岸が隣接する内房離れした大場所だ。水深が浅いのがやや玉にキズだけどね。
のんびりやるなら港内がおススメだ。堤防先端とは正反対にまるで湖のようなしずけさ。
駐車スペースから南防波堤灯台に行くフェンス(2024年6月現在)。
水中チェック!
てなわけで機動水中カメラ「タカアシガニ4号くん」の潜水開始だ。砂浜に隣接しているだけあって完全に海底は砂地。しかも見渡す限り、砂の黄色い世界だ。
水深はなんと驚愕の1.5メートル! にもかかわらず魚の魚種特定化もできないほどの視界の悪さだ。なんだこの魚のしっぽは!?
こいつも特定化できないまるでUMA。わりと大型で、単独で泳いでいるのであるいはこれは・・・なんともいえませんな(笑)
釣り魚チェック!
とにかくだだっぴろい上に浅い漁港なので、コマセオキアミを撒いてもそうそう魚は集まってこないね。たまに2~3匹の群れで回遊してくる小サバがかかるくらいか。ああでもこう砂地だとカレイやキスも狙ってみたくなるスポットではあるね。。
駐車場チェック!
港もビッグなら駐車スペースもラージだね。左堤防のフェンス前にこんなパラダイスが。もちろんお代はかからず。外房なみの豪快さに感動だ。
しかも隣接する小貫海水浴場にも広い駐車スペースが! 海水浴場の駐車場なのに無料、というのも貴重だね。大貫・・・この気風の夜さ・・・好きになりそうだ。
トイレチェック! ★☆☆☆☆
おおらかで気前がいい大貫だが、トイレもおおらかだった・・・おつりが来るトイレはペーパーレス。大貫中央海水浴場駐車場横に急げ!
ひとこと! 大貫港
小さな漁港や小磯のほうが集魚はしやすいが、たまにはこんなワイルドでスケールのでかい堤防で釣るのも風流ってもんだ。
子供のころ、両親に連れられて海水浴に来たような、そんな懐かしい砂浜を傍らに見ながら竿を振る。ああ、この風はあのときも、今も変わらないんだなあ(小説風)。
MAP