乙浜漁港・釣り場一部再解放。
房総半島の最南端にドーンとデカイ乙浜漁港。一時、全面釣り禁止になっていたが最近、部分的に再び釣り人に開放されている。現場の関係者の方々には感謝感謝だ。コロナ禍の紆余曲折を経て、徐々に釣り可能エリアがはっきりしつつあるね。
公に釣り可能エリアとして開放されているのは、陸側の護岸の一部。バリケードが設置された間のエリアだ。
漁船の係船されている付近は釣り禁止というのが基本ルールだ。実際にはバリケードやコーンでエリア分けがされていて、漁船エリアとの棲み分けをしてくれているということだね。
釣り可能エリアは、ガランとした港内でこの一角だけ釣り人がギュウギュウにひしめいてるので一発でわかる。
釣り人ののマナーが試されているぜ。係留している漁船付近や、コーンが設置されている場所での釣り・迷惑駐車はしないようにして、もちろんゴミは持ち帰るようにしようじゃあーりませんか。
バリケードの外側、係船エリアにはひとりの釣り人もいない。地元釣り人はルール&マナーを守って釣りされている。その志に思わず涙ぐむ。
沖側の長い堤防は車両進入はできるが・・・
奥の堤防は立入禁止になっている。この奥にある磯場にも入ることはできないようだね。
あとはこの陸側にある小突堤、港内ルールでいうところの係船エリアではないので釣りはできるようだが、エギ禁止になっているね。往来する漁船とのトラブル防止ということかもしれないね。
水中チェック!
あたり一面にカタクチイワシの群れだ。こいつが死ぬほどかかってくる。ここ乙浜漁港ではイワシ屋が開業できそうだ。
さて機動水中カメラ「カマス3号くん」を乙浜漁港の漁協前に着底させてみたぞ。水深は思ったほど深くないがそれでも約5メートルといったところか。
海底は軽石大の石が敷き詰められている感じだね。かすかに太陽の日が届くのか、海藻が茂っているか所もあるようだ。
メバルやウミタナゴが悠々と泳いでいるぜ。
釣り魚チェック!
どうもこの日はカタクチイワシの大襲撃をうけてしまったようだ。コマセをまくとこやつらがバシャバシャと海面をうめつくす! きりがないのである。
駐車場チェック!
可能エリア内に数台分の駐車スペースありだ。
トイレチェック!★★☆☆☆
漁協横にあり。ありがたやありがたや。
ひとこと! 乙浜漁港
広大な乙浜漁港。一時は完全に立入禁止になってしまっていたので、一部エリアとはいえ再解放されたのは嬉しいニュース。今のところ解放されたエリアは陸側の護岸数十メートルくらいではあり、がらんとした広い港の一角で釣り人が3メートル間隔でひしめくように釣りをしているのはなかなかシュールな光景ではある。今後解放エリアが広がればいいなと夢を見つつ、アディオス。
今は釣り場はいろいろと微妙なご時世。再び全面釣り禁止にあいなるようなことが無いように、ここはジェントルマーンでいきたいね。
MAP