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意外に広い、東海の穴場釣り場。サカイでいっとけ！
駿河湾といえば水深ドン深で、ハタやら深海魚やらイカ釣りやらが有名なんやけども、そんなメジャーなイメージとはちょっと、というかかなり外れているのが駿河湾の西の、それも南のほうなんやな。水深が浅いので小物釣りがメインになる漁港が多し。さらに焼津港、御前崎港以外の小規模漁港は釣り物も少ないもんで、地元釣り人以外ほとんど訪れることもなし。ということでこの坂井港もそんなマイナー釣り場のひとつ。逆に言うと穴場であったりはするんやな。
港内に入って一番目につくのが右側に長く伸びる白灯堤防・・・がこちらは立入禁止。
ならばと左側の小突堤！ とこちらも立入禁止～、ということで港内の護岸での釣り、ということになるわけやな。
水中チェック！
坂井港の海底。水深はなんと３メートルちょっと。浅いわなー。単調な泥底が延々続くようやな。
しかしてそんな港内は意外に魚がいっぱいおるわ。３０㎝くらいの、ひときわ大きいのがウヨウヨしとるんよ。ボラともシーバスとも違う、ウグイの類かもしれんね。
これはとにかく多い。そしてサイズが大きい。
フグの群れと、この大きい魚が一緒になって右に行ったり左に行ったりやね。
あとは7これですわ。駿河湾西名物ヒイラギ。これも数だけは多い。
フグのチョイ向こうに、これもヒイラギやね。
駐車場チェック
広い護岸は車横付けで釣れるので駐車スペースには困らないということやけど、漁船が係留されていないところというと、護岸全体の半分くらいかもしれんということなんやな。それでもかなり釣りスペースはあるね。
トイレチェック！ ★★☆☆☆
港内のすみっこに、ひっそりと設置されているトイレ。ギリシャ建築・ヘレニズム文化を感じさせる独特の造形美溢れるトイレなんやけど、築年数もヘレニズムに負けないくらいのトイレではある。淑女の皆々様ご覚悟を。
ひとこと！ 坂井港
例えば関東からここまで遠征してくる労力を考えると、ここまで来たら御前崎港に行ってしまうのが人情というもの。なんやけどそんな御前崎港はシーズンともなれば釣り人ぎっしり・入れる釣り場も順番待ち状態が世の常というわけなんで、そんなときの逃げ場として手持ちのひとつとして一度、押さえておいても人生、損はないということかもしれんということなんやな。
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