「魔のクラック」が、場荒れを防いでナイス！
イシダイがウヨウヨ泳ぐ、東伊豆のワイルドな磯場に憧れて最近すっかり早起きになったアタシだけど、ここは何？ 尻？ なんとまあ・・・なんて名前なのよあんた。
このへんじゃ唯一の無料駐車場「いがいが根駐車場」から徒歩約１５分。途中までは舗装路でいけるのでアクセスは意外にラクね。ただ、自然研究路に入るとご覧のような獣道ね。
天馬尻の難関は何といっても付け根付近にあるクレバス。ひとまたぎできるくらいの幅ではあるものの、足でも滑らせたら軽い怪我くらいじゃ済まなそう。ここだけは細心の注意が必要ね。ああ怖。
城ヶ崎の荒くれ波に飲まれちゃあ大変と、必殺「バッファロージャンプ」で飛び越えるアタシ。
水中チェック！
命からがら、ってな表現がピッタリなクレバス超えをはたし、起動水中カメラ「カマス３号くん」を投入。垂直に切り立った断崖ね。
海底付近で探索すると、ああいるわいるわイ！ ２～３匹の大型魚の群れが天馬尻の先端付近右側を中心に往復。
釣り雑誌なんかを見ると、10メートルくらい先に投げろとか書いてあったけど、いやいやすぐ足元にいるわよイシダイ。ホントの足元よ。
ほかにもいろいろいましたわよ。タカノハダイにウミタナゴに。そしてやはりというか、ここも大量のキタマクラが陣を張って待っているようね。
あいたたたたた。
釣り魚チェック！
タイのようにデカイウミタナゴに、スズメダイ。まあこの連中はどこにでもいるのね。ご苦労様！
投げても投げても、投げても投げてもキタマクラ。本気で涙が出てきたわよ。
駐車場チェック！
「いがいが根駐車場」。４０台収容でなんと無料！ 太っ腹ねー。
ここから天馬尻まではいきなり獣道である「自然研究路」に入らず、途中までは舗装された車道を経由していったほうがラクよ。
トイレチェック！ ★★★★★
出た！星５つ満点！ 洋式トイレは２畳。さすが別荘地だけあっておハイソなものね。
OK！
ひとこと！ 天馬尻
八幡野上磯はなんとなく、北側の「かんのんが根」あたりが一番深くて、南に下るに従って浅くなっていくような気がするわ。でもここは思っていたよりは水深はあるようね。
奈落の底に落ちるような、怖いクレバスが、入る人を拒んでいるせいか、意外によく釣れたわ。イシダイは釣れなかったけど。
ようし、次回はイシダイ上げちゃるわよ～！
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