ソテツの葉陰でクロダイ狙い。地平線から水平線までが釣り場。
どこまでも続く青い空と海、風にゆれるおおきなソテツの葉の下。右手に缶コーラ、左手に白いサンダルを持ってたたずむわたし・・・。８０年代アイドルソングのような台詞を口ずさみたくなるような、そんなプルメリアな伝説を感じさせる釣り場はここ、豊川浄化センター埋立地公園なんやな。
右は水平線、左は地平線。このエンドレス護岸のどこでも釣りが可能という、釣り場アブレ知らずの巨艦釣り場がここ、豊川浄化センター埋立地公園、というわけなんやけど、このソテツのでかさといい、すべてのスケールがでかい。ここ、ほんまに日本なんかいなと思ってしまう、ということなのかもしれんということやな。
三河湾の最奥部なんやけど、それでいてこのディープブルーの海。埋立地なので海岸から少し沖に出ているとはいえ、三河湾の水質の良さを感じないわけにはいかない、ということやったりするんやな。
あまりに広い豊川浄化センター埋立地公園ではひとりで竿を５本でも７本でも並べたい放題という、ほかの釣り場では「クッラー！」といわれそうなことも悠々とできてしまう。気持ちが豊かになるのを感じるんやな。ああ、そういうことでこのあたりの地名には「豊」がつくのが多いんかなと思ってしまったり、するんやな。
水中チェック！
ということでさっそく、機動水中カメラ「ガザミ16号くん」による水中探査やな。豊川浄化センター埋立地公園はその名の通り埋立地ということで、コンクリートの護岸帯のはずなんやけど、水中ではごらんのように貝がびっしり張り付き、まるで岩場のようにデコボコしているようやね
岩礁帯のようになった護岸壁面には小魚がわさわさと群れている
海底は一面の砂地。ちょっと石が散らばる。
ハゼ発見。グニャグニャしてるね
潜水艦のような、黒い大きな物体現る！？ というかクロダイなんやな。大きい！
駐車場チェック
長い堤防のすぐわきにこんなプリティーな無料駐車場あり
駐車場は２か所あるんやけど、秋の回遊魚シーズンあたりにはすぐ満車になってしまうようなんやな
トイレチェック！ トイレなし
あらららのら！ おとなりの三河臨海緑地にいくしかあれへんようやな。膀胱パンパン！
ひとこと！ 豊川浄化センター埋立地公園
ソテツの葉陰で、浮世の雑事を忘れてひととき釣り糸を垂れる。混雑とも無縁なだだっぴろい世界の中で心の洗濯したくなったらここ、豊川浄化センター埋立地公園がいつでも先輩を待ってるということなんやな。
あと、釣りしてたら地元のおっちゃんがここらクロダイだだくさいっぴゃーおる、といった感じのことを言っていたんやけど、たしかにあれやな、大きなクロダイがおるのは間違いなかった、ということを報告して、この天国からキッスしつつレポート終了な。
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