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この港であなたはきっと、未知との遭遇をする・・・
焼津といえば港町。たくさんの港があるんやけど、そん中でも駅から歩けて、そんでもって一番大きな港がここ焼津港(本港)なんやな。遠洋漁業の港、ということで大型の漁船が停泊してるもんで、ごらんのようにまるでここはナイターの球場かい、いうくらいに煌々と明るい夜釣りが楽しめる、という感じなんやね。
昼間はのどかな焼津港。この手の巨大港に「ありがちな、立ち入り禁止場所もわりと少なく、釣り場や駐車スペースは無限大、って感じやね。
ねらい目は中港南側、Y字に突き出た一番大きな埠頭やね。ここはみんな車横付けで、みなさんファミリーフィッシングを楽しんでいるようやね。とくに先端の桟橋スポットが人気やね。
人気の桟橋も車横付けOK。パパさんラクラクや。おかげさんでこのあたり、昼間は小学校の運動会かと思うような子供の歓声、というより絶叫の坩堝と化している。こここ、鼓膜が破れそうや・・・。
意外にも一番先端は浅場になっていて、右にいくほど浅いね。
水中チェック!
大音量のキッズの雄叫び響く地上とはうってかわり、なぜか高原のせせらぎのように静かな水中。機動水中カメラ「タカアシガニ4号くん」がようやくサッパと、小サバらしき魚影をとらえたのみ。思ったほど魚おらんなここは・・。
釣り魚チェック!
やたらデカくてイイ色したサッパが唯一の釣果也。すんまそん。し、しかもこんどは子供に加え大量のネコが集まり出し、5メートル後ろからお行儀よくこちら(サッパ)を見つめてニャーニャー泣き始めおった。当然、くわえていかれてしもうたんやな。
駐車場チェック!
まあ、あれやな、ごらんのとおりの無限大&無料の大解放、という感じやね。
トイレチェック! ★★☆☆☆
入ったとたんにあの懐かしき昭和に戻れるような、タイムマシンのような空間がそこにあるわな。「思えば遠くへ来たもんだ」と、思わずつぶやいてしまうのはこのワタシだけではないんやろうなとは思う。「アイーッ、ドデスカーァ」
ひとこと! 焼津港
大小たくさんの港が林立する焼津の中でも一番大きくて、メインの港、なんやけど、おとなりの「ふぃしゅーな」。のような、親水公園ではなく、ここは工業港&遠洋漁業基地ということで、入口はややハードな感じなんやけど、護岸についてしまえば広い広いファミリーフィッシング天国。という感じやな。
とにかくキッズが多い。ここで釣っていると日本の少子化問題も心配がなくなってしまうのやないかと思うくらいやな。そんなことないんやけど。
なんと港内に釣具店まである! 3階に干されているおふとんが、のどかな焼津の潮の香りをはらんでいく。
箱根の公園にありそうなアートな立像。その由来が何なのか? なぜここにあるのか、そういう深いことを誰も考えることもなく、今日もみんなの視界の外で躍動する立像たちやな。
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