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ビーチとも、磯場ともいえない、微妙な感じの隠れ家海岸
横堀海岸、といわれて何人くらいの人が「おうおう! あそこね、ヨコホリね、いいよねあそこね」と返してくれるかしら。油壺マリンパーク跡のすぐ横にあるんですよと振って、初めて訝しげな表情をやわらげてくれるという、そんなチカのような存在感のなさが売りの横堀海岸です(>_<)
でもでも、いいとこなんです(><)横堀海岸。水深はあまりないけど、入り江の奥なのでとっても波穏やかで、そしてとっても海水がきれいなんですよ)^o^(
横堀海岸で唯一、といってもいいポイントはこの桟橋跡のコンクリートの土台です。右と左、どちらも砂浜から入ることができます。
とはいえ3メートルもない足元は海底までしっかと見ることができてしまいます(^^;)
水中チェック!
というわけで、こんな浅い砂地でも、あ、ひょっとするとシロギスとか、いたりするかも! というのぞみをかけて、機動水中カメラ「ホタルイカ11号くん」の水中探索開始ですd(^_^o)d
やはりというか、あきらかに砂浜が延々と続く横堀海岸の海底です。そしてそして、向こうのほうにたくさんの、白い魚体が見えます(^。^) し、シロギスかな?
と、思ったらクロサギでした(-_-)白じゃなくて黒だったというネタですね(^^;)
駐車場チェック
油壺マリンパークまでかなり歩くんですがここがバスの停留所にもなっていて、じつは横堀海岸の入口の真ん前にあるのです。有料ですけど、駐車場の少ない三浦地区ではこの広さの駐車場は貴重ですね(^。^) みんな横堀海岸に気付くこともなく素通りして、マリンパークへ行ってしまうのです。でも、いいんです。背中を乾かしながら何周もしている回転寿司のように、あなたを待ってます(;_;)
トイレチェック! ★★★☆☆
メルヘンチックなトイレが駐車場の中にあります。このトイレはとっても手入れが行き届いていますが、その理由は「昭和のしつけおばさん」と言われる、名物おばさんが管理されているのです。
ビーチの砂を洗おうとした若者などに「なっちゃあいないねあんた!」「昔の日本人はね、そんなこたあしなかったよ! 先達への感謝をしながらトイレを利用しなさいよあんた」と、厳しくもありがたい窘めの言葉が待っています。チカも3回も人生を諭されてしまいました(^^;)
ひとこと! 横堀海岸
駐車場から急斜面を下った先に、ひっそりと隠れるように佇む横堀海岸は隠れ家のような海岸です。夏の海水浴シーズンだけ、知る人ぞ知るの地元の方々が海水浴にやってきますが、それ以外は暇してますのでいらしてくださいね、なんてセリフが似合いそうな、弱気な横堀海岸なんですが、なんか他人とは思えないです。大物に出合える確率は限りなく低いですが、都会でささくれて、休日も出張で新幹線の中でビール片手に寝てしまった、そんな心を潮風に洗い流してくれるようなひとときを与えてくれるところです。
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