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その名の通りの岩場の漁港は居着きの根魚アーンドアジ天国。
毎度っ！ リツコっす！ 今日は西伊豆の岩地漁港をご案内しますわよ。
西伊豆随一の起伏を誇るリアス式海岸と、その奥にまったり佇む岩地海水浴場にはさまれるように作られたここ岩地港。せり出す岩場に張り付くように作られた堤防、トンネル、スロープなど、ちょっとした冒険映画のセットのようでワクワクするわよ。
ちなみにこのトンネル、掲示板の通り本当に行き止まりなので行かないほうがいいわよ。トンネルの向こうに見える高い壁面に阻まれて、海側に行けないようになってるわよ。ここを通らなくても堤防へ出られるのでご心配なく。
看板によるとここ岩地港、釣り禁止ではないけど車は進入禁止。あとで紹介するけどちょっと離れた幹線道路沿いに広い無料駐車場があるからそっちに停めてちょうだいね。あとは夜釣り禁止と、えび漁の期間は釣り禁止時間帯ありってことのようね。
で、ズラズラと港内を進んでいくと、沖側と内側にスッと２本のびた防波堤。ここが岩地漁港のメイン釣りポイントね。ああ、心洗われる景色ねえ。
内防波堤。内側とはいえ外洋に面してるのと、水深もなかなかのもの。
あ、ちなみに内防波堤の隣にちょっとした護岸なあるのよ。水深浅めだけどサブとしてはいい感じよ。
さて、ここ岩地漁港で見ものなのはこれ！ 内側堤防から沖側堤防への行き方よ。岩盤状の山の斜面を削り取った、なんともインディでジョーンズな遊歩道を渡っていくのよ。
さらに沖側堤防へのアプローチはこれ！
かなり無理くり山を削り取った岩礁の上を歩くという、なんともブルースでウィルスな遊歩道を渡るのよ。でも足元はコンクリートで整地されてて、足つきはいいわね。
ここが本命、沖側堤防。向かって左側は足元は水深浅いけど、急なカケアガリになってて沖にちょっといけばドン深。堤防上はイカ墨跡がいっぱい。
水中チェック！
てなわけで一番魚がいそうな沖側堤防外洋側を見てみようかしらね。まず足元は敷石できれいに整地されてるわ。浅いのでエサトリの巣なり。
５メートルも沖に出るともう傾斜が始まるわ。で、カケアガリの恋人・毎度お馴染みタカッパ登場。
岩地漁港の沖側堤防のまわりはまるで急峻な崖のようね。ブダイ登場ーっ。
護岸から20メートルと離れないところで斜面は急下降。水深15メートルまでいったところで周囲が暗黒に。ここまでか・・・。
駐車場チェック！
ここが（釣り客・観光客向けの）岩地海岸駐車場。広いっ！
そして道路付きも抜群！
・・・なんだけどこの駐車場から見た岩地漁港はあの向こう・・・！ 遠っ！ 高低差ありすぎ！ そう、この景色は決してドローン撮影ではなく、駐車場から撮ったのよ。
救済措置として近道が用意されてるようだけど。まあ焼け石に水ね。登山靴いるわよ。
ちなみに岩地漁港内にある駐車スペースは漁業関係者用なので駐車禁止ですわよ。
トイレチェック！ ★★★☆☆
丸眼鏡にチョビ髭の駐在さんが出てきそうな、イイ感じのトイレの前には風流な湧き水手洗い。ノスタルジーを感じるわね。
ひとこと！岩地漁港
右手にサーフ、左手に本格磯という贅沢なロケーション。堤防はイカ墨だらけでドン深のカケアガリが続く２本の堤防は釣り人の狩猟本能をくすぐるわ。難点を言うと釣り場が狭いのと、あとはなんといっても駐車場からの距離と、高低差。たまには腰を鍛えようと思ってたら腰を痛めてしまったわ。まあそんな難点を補って余りある魅力があるわよ、岩地港。春から秋にかけていろいろな釣り物が出そうね。ちょっと遠いけど、通いで行きたい釣り場よ
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