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滝野川高速下を知っている男と、知らずに一生終わる男。世界にはそんな2種類の男がいる。
トヨカズ:人生も半ばをすぎてくると、男には違いがわかる男と、わからない男の2種類が出るんだよ。
クミ:どうでもいいけどそこでなぜコーヒーを飲み始めているのあなたは?
トヨカズ:と、いうわけで今日は知る人ぞ知る、東神奈川駅からほど近い滝野川にダバダー。
クミ:だんだん常人の理解を超えてきたわねあなたは。
トヨカズ:横浜の海に流れ込む、この小さな滝野川には鬼のように橋がかかっているね。
トヨカズ:釣り場という認知がほとんどないためか、釣り人は皆無だね。
クミ:ただの川じゃないの。
トヨカズ:そこが「違いがわかる」かどうかなんだよ。さっそく機動水中カメラ「タカアシガニ4号くん」の潜水開始だよ。
水中チェック!
クミ:あら! 意外に水中は綺麗なのね? そしてなんと、ハゼがいっぱいじゃない!?
トヨカズ:違いがわかる男だけがありつけるパラダイスがここにあるというわけだね。
トヨカズ:水深2メートルちょっとの泥底はフラット。川幅もせまいから、リール無しのノベウキ釣りでじゅうぶんだね。ゲープ。
クミ:コーヒー7杯目ね。もうわかったからやめなさいってば。
駐車場チェック!
トヨカズ:残念ながら古い街並みのどまん中なので駐車場はなしね。まあ駅から10分ちょいだから、健康のために歩くのがいいんじゃないかな? ゲープ!
クミ:コーヒーやめなさいってば
トイレチェック! トイレなし
ひとこと! 滝野川 高速下
トヨカズ:ゲープ!
クミ:あなた・・・本当は違いがわからない男なんじゃないの?
トヨカズ:ここはとにかくだーーーーれもいないから、まあ釣りたい放題でいいね。
クミ:あまりに人がいなくて、逆になんだか恥ずかしいわ。
トヨカズ:大丈夫。人通り自体も少なくて、地元の犬の散歩の方ぐらいしかいないようだよ。まさに都会のエアポケットだね。あちちち!
クミ:コーヒーやめたら?
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