湾口から湾奥まで、多彩な魚種が控えし候。
静岡駅から2駅、JR用宗駅から徒歩10分ちょっといくとあるのがこの用宗漁港、なんやな。この、電車でいけるというのがいいんとちがうかな? さ、酒飲みながら釣りできるっちゅうことなんやな。あ、もう飲んでるんやけどな。
地図でみるとわりとこじんまりした港に見えるんやけど、実際にはかなり広く感じるんやな。港は縦に長くて、川が流れ込む汽水の湾奥から、外洋に接している堤防先端まで、かなり魚種も変わってくるみたいな感じやねんな。
ここは漁港中間あたりの船道。サッパがよう釣れてたみたいやね。
港入口右横の親水公園。ここは広くてええねんけど、ちょっと浅くてやりにくかったわな。
こっちは漁港入口左横の、通称「外港」。ごらんのように広々としてるな。車は入口までしか入れへんので横付けとはいかんけども、用宗漁港では一番快適なエリア・・・とちがうんかな? と思ったりするんやな。
ここは港の一番奥。横の駐車スペースではよく海鮮市がやってたりして、観光客が多いな。魚も、ボラやウグイといった汽水域の魚が多いようやね。
水中チェック!
まあそしたらさっそく、機動水中カメラ「タカアシガニ4号くん」の調査開始・・・おおおっ!
港の奥の汽水域から責めてみたんやけども、いきなり体長50センチはありそうな巨体が何匹も・・・。いやーデカいわ。こんなん、水中で会ったらサメかと思いそうやわ。ウグイの仲間っぽいけど、チビリそうやわ。こんなんがウヨウヨいるんやわ
港奥の河口付近、というより川の側壁あたりに、ああこれはクロダイやね。やっぱ汽水には多いんやね。
んで、船着き場からちょっと沖に移動すると、ああ、だんだん海の魚に変わってきよるがな。ウミタナゴにスズメダイに、これはサッパの大群やね。
そんでもってさらに沖に。外海の入口近くまで移動するとメジナの群れやね。コマセオキアミを撒くと、水面が真っ黒に波立つわな。これは鳥肌もんですわ。
ドウガDEドウカイ?
釣り魚チェック!
「スルッ」と釣糸を垂らしてみたんやけど・・・。まんず、手のひらサイズのかわいいカワハギがあがったのはええものの、ササノハベラにサッパ、ああそしてヒイラギと、どんどんサイズダウンしていくんやな。自身の人生を象徴しているかのごとき、そんな釣り日和なんやな。
駐車場チェック!
釣り場充実!やね。港の右側、海岸線に沿っていくとこんなご立派な無料駐車場あり。ああ、め、免許や。免許が先やがなワシ。
トイレチェック! ★★★☆☆
まるで公衆トイレの博物館のような用宗漁港周辺。できたばっかりのきれいなトイレから、中が丸見えのアーティスティックな一品まで。ご堪能あれ、や。
一番上から用宗駅横のトイレ、一番下は港内駐車場トイレ。残りは海岸の公園トイレ。まあ、駅横のが一番コンフォータブル、といったところやろうか。トイレ博士としては。
ひとこと! 用宗漁港
用宗ってとこはね、ざっくり言うと駅と漁港しかない、というところなんやな。ちょっとざっくりいいすぎたな。すんまへん。でもほんま、15分くらいやけど駅から徒歩でいける貴重な釣り場なんやな。港内では特産物の市なんぞも開かれていたりして、それはなかなか賑わっていたりするんやな。
河口から外海までがけっこうあるせいか、場所によって魚種もさまざま、というのも当地の特徴。とくに穴場なのが港奥の汽水域狙いの釣りやな。専門に狙う人が少ないせいか、機動水中カメラ「タカアシガニ4号くん」に映った魚影がとにかくみんなデカイ! 大物狙いなら港奥の河口付近がええんとちがうかな
外海近くの堤防は広くて、ファミリーでものんびり楽しめる感じでイッツオーライッ、というところやないかと思うんやな。
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