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アラアラ大物いるじゃない、安良里港。
西伊豆は田子のちょっと手前。電車も通らないここ安良里港は、秘境といっていいくらいの穴場スポットね。海岸線まで迫る切り立った山の麓に、ひしめくように建つ家々、細い護岸は決してゆったりとしてはいなけれども、当地独特の秘境釣りの感覚を味あわせてくれるわね。
漁協やダイビングサービスのある湾奥がメインになっているようだけど、ちょっと奥まで入った浦守神社向かいあたりがゆったりやれていいかもしれないわね。なんかもう、映画のセットのようねここ。
ただ、画面右の道路は護岸入口で車止めあり。よって皆の衆は車止めまでの沿道でやっているようね。
水中チェック！
安良里港はもともと自然の入り江を利用した天然の漁港なので、海底を大きく掘り込んでいないせいか、総じて水深は浅め。水質がまた抜群にいいので真夏でも海底までスケスケ。こりゃ、なんもいないだろうねと機動水中カメラ「ホタルイカ11号くん」を潜水させてみたところ、いるわいるわスズメダイたち。
その群れの下に、そこそこクラスのメジナが。なんだ、いるじゃないの。
水深は3〜4メートルといったところかしら。大きな岩がゴロゴロ。
で、そういうところに必ずいるわね、な黄色いヒレのタカノハダイ。
そしてこんなところには当然彼もいると思ったらやっぱりいたわ、のウツボ。凶暴な顔つきだわね。
今年のセーターの柄はこれにしようかしら。
おや！？
ちょっとなになに！？ デカイわよこれは！？
イシダイじゃないの！ さすが秘境ね。こんな漁港の奥にまで。鳥肌たちましたわよ。
駐車場チェック
湾奥の護岸が一般車も含めて駐車スペースになっている模様。場所は下の地図をご参照あれ。
トイレチェック！ 調査中
地元の小学校の生徒さんによる卒業制作風、といった感じの、プリチーなイルカ模様のトイレらしき建造物があるのだけども、あいにく調査時期が新型ウイルス警戒時期のためか閉鎖中。解禁の頃合いを見てレポート差し上げるわ。
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ひとこと！ 安良里港
アラリヨ〜、と思わず韓国歌謡を口ずさみながら釣り糸をたれてしまった私。とにかくのどか。湾奥なので水面もまるで湖を思わせる静かな佇まい。でもそれでいて海の中は起伏にとんでいて、メジナやイシダイがウロウロしているという面白さ。交通不便なご当地ならではの、予想もできない体験ができそうな、ああそうまさにここは、「ライト感覚でいける秘境」といったところね。
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