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熱海城見ながら小物釣り。よく管理された広い釣り場
熱海名物熱海城、の下にある海釣り施設が熱海港海釣り施設。ふらっと観光でやってきたついでに釣りでもしようかしらなんていうノリでも貸し竿もあるから大丈夫。ここで初めて釣りを体験したわよなんてキッズも多いんじゃないかしら? 広いわねーここ。
まずはペンション風のこじゃれた管理棟へGO!
受付では入場券(大人¥500)のほか、右の冷凍庫でコマセ&オキアミ、うれしい¥500均一のおやつ、そしてカップラーメンまで用意されているわよ。あと、ご当地で着用必須のライフジャケットもここで無料で貸し出ししてくれるわ。至れり尽くせりね。
というわけで釣り場へGO。ここ熱海港海釣り施設はエリアごとになっていて、管理棟に一番近いエリアはおもに初心者向け、貸し竿利用者限定エリアになっているわ。うしろにスタッフさん席があって、釣りのやり方なんかを親切丁寧に教えてくれちゃったりするようね。なかなかここまでやってくれる釣り場って無いんじゃないかしらね。
マイ釣り竿の釣り人はその先に行って「一般コーナーここから先」ってエリアね。
で、ここが熱海港海釣り施設最先端。潮通しバツグンの青物狙いポイント。カゴ釣りの先輩たちが日々、しのぎを削っている激アツポイントね。
堤防中ほどにある突堤は立入禁止なのね。
この施設のうれしいところはこれ。園内いたるところに真水の出る洗い場があるのよね。コマセベトベト&海水洗い流しで嬉しい限り。「真水」と書かれたプレートがシュールだわ。
園内には自販機もあり、
なんとゴミ箱まで! これは助かるわね。観光ついでに寄ってもゴミの処理に困らなくていいわね。
水中チェック!
さあ、というわけでさっそく機動水中ドローン「エチゼンクラゲ2号くん」による海中探索といってみようかしらね。おっとさっそくタカベが大群でお出迎え! 年々北上してきてるタカベ、ついに熱海まできたのねあんたたち。
熱帯魚的なイエローラインがヤヴァイわね。
護岸ヘチ際には小メジナの群れ。
で、ヘチをずっと深く潜っていくと・・・なんとイシダイ!
イシダイなんているのね! と感心しているとテトラだらけの海底へ。堤防際で水深7メートルってとこかしら。
こんにちは~よくきたね! ギョギョッ! とハコフグ。
護岸際にはフラットなコンクリート帯があるのよね。
釣りエサを虎視眈々と待ち構えるネンブツダイたち。俺達だって魚だぜ! と念仏のように唱えているのが聞こえるかしら? 聞こえないわね。
一番深いところにはお約束のベラたち。
ちょっと岸際を離れると、綺麗に組まれたテトラ、というか「×」形の敷コンクリートが続くわよ。
このへんは岩礁みたいになってるからニザダイ、通称サンノジの棲み家ね。
釣り魚チェック!
タカベゲット! ビールのお供。これはなんぼでも釣れるわね。
堤防釣りのお供、小メジナ。
トウゴロウイワシ。群れが大量に入るとこればっかり連れて難儀するわ。
駐車場チェック!
駐車場は海釣り施設に隣接してるんだけどこの広さ! さすが観光地ね。ほとんど小学校の運動場ね。
難点は未舗装なとこかしらね。雨が降ると水たまりができて難儀したりするわ。
トイレチェック! ★★★★★
トイレは管理棟にあるわよ。いやーきれいよ!
ひとこと! 熱海港海釣り施設
熱海は観光地だからかしら、釣りをしにくる人々も本当に様々。まったく釣りが初めてというキッズ&ファミリーからバリバリの青物狙いのカゴ釣りの先輩まで。そんな多様な釣り客すべてに対応できているこの施設はたいしたもんだと思うわ。スタッフさん、とっても熱心で清掃から釣りの指導まで、その丁寧な仕事ぶりは頭が下がるわ。帰り際、日焼けした顔で「今日は釣れましたか?」と言ってくれた笑顔が素敵だったわよ。
釣り場の感想としては全体に水深が浅めなのと、人口の施設なので海底にあまり起伏がなく、かなり遠投しないと大きな魚は拝めそうにない感じだけど。たまにフラッと入ってくる青物と、石鯛なんかもいたりするからあなどれないわよ。
料金は大1枚¥500、駐車料金¥500也。
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