アジが釣れる! 巨大漁港は外房アジ釣りの大本命
房総半島にその名も知れた勝浦港。ごらんのように港内に水平線が見えるほどの巨大漁港である。水深も十分。回遊魚も豊富に入る勝浦港は釣り人なら一度は竿を振ってみたいポイントだね。
しかし、あまりにも有名だからだろうか、その巨大な港内はいたるところが釣り禁止・立ち入り禁止の立て札がかかげられ、実際に釣りが許されるのは陸地側堤防の両脇に限られる。しかも日中(午後4時まで)は港内立ち入り禁止。「サトシ!」で紹介している釣り場の中でも、かなり難度の高い規制が入ってしまったようだ。
屋根のある漁協の作業場は釣り禁止。沖側の堤防は根元からすべて釣り禁止だ。
そうは言ってももともとが巨大港。左右のはしっこだけとはいえ、小さな漁港ひとつぶんくらいのキャパがあるのだからあなどれない。わずかに解放される夕方に、すこーし楽しもう。港内左手奥は辛うじて釣りが許されている模様。広い港内の、ここだけが釣り人でにぎわい、汲々としながらみなさん釣りにいそしんでいるようだね。
水中チェック!
釣り禁止区域のオンパレードとはいえさすがは勝浦。機動水中カメラ「ボラ2号くん」の横をアジ・イワシ・メジナ・カゴカキダイの混成部隊がドトウのごとく行ったり来たりだわい。
子どもの手のひらサイズのカワハギも、百匹単位で集団遊泳しているようだ。
釣り魚チェック!
秋口にはイワシの群れの下から、徐々にアジの群れも顔を出してくる。一度集まりだすと銀座目抜き通り状態になってくる。さすが勝浦。
アジが多いねここは。釣り雑誌では夕方から夜にならないと釣れないようなことが書かれているが、ここ勝浦では真昼間からバンバン釣れてまっせ旦那。
トイレチェック! ★★★☆☆
ちょっと前に新設された港内のトイレ。以前の新品ピカピカに比べるとだいぶ「なじんだ」感じだが、紙は予備ロールまできちんと整理されて置いてある。
新設された市営無料駐車場にできたトイレ。なんと大理石貼りの豪華版! とってもきれいよ。
駐車場チェック!
勝浦港に隣接する市営駐車場が無料開放された。
サンキュウベリーマッチ勝浦港!
港内進入は不可になったかわりに駐車スペースを確保いただいた形のようだね。マナーを守って利用したいね。
ひとこと! 勝浦港
山が海岸線まで迫っているせいか平地が少なく、ひしめくように人が暮らすここ勝浦にあって、この巨大な勝浦港はまさにこの町のシンボルだね。
有名なカツオの水揚げ港ということで港はいつもにぎやか。いきおいやたらと釣り禁止場所が多くなるのはいたしかたないところか・・・。
狙い目としては漁協の作業場より海に向かって左側、湾の出口から潮が当たってくるあたりに回遊性の魚、とくにアジが多いようだったぜ。釣り人もやはりここが一番過密で、また15センチくらいのアジやヒイラギなどがポンポンあがっていたな。
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