・
ウオポート埠頭右側堤防が釣り禁止に。最後に残った左側堤防を守れ、釣り人たち。

南国鴨川の小湊港。シマアジにカマス、メジナにシマダイなど外房屈指の魚影を誇る人気漁港だ。釣りブーム、新型感染症期など時代に翻弄されつつ、徐々に釣り禁止エリアが増えてきたこの漁港で釣りできるのはとうとう、ウオポート埠頭の左側の堤防ただ一か所となってしまった。いよいよ風前の灯となった釣り場である。

小湊港で辛うじて釣り人に開放されているのは、港内中央の「ウオポート」土産物店のある埠頭の先端堤防だが、2025年末に右側の堤防に釣り禁止の看板が立った。

左側の堤防は現時点(2026年5月)では一応、まだ釣り禁止、立入禁止の表示はなく、地元の釣り人が港を行きかう漁師さんと会話たりしながら釣りをしている状況のようだ。が、いかんせんこの小場所に釣り人が集中し、ご覧のようなラッシュアワー状態ではある。

狭い突堤だが船道を臨む先端部分の解放感は絶品の一言だ。

ウオポート埠頭への入り口にある掲示板。車両の進入は禁止。車は手前にあるコインパークへ。

バリケート前までの道路上への駐停車は禁止になっている。

バリケートを抜け、埠頭の先端まで行くと左側が釣りポイントだ。

ところで、ひと昔前はその広さから一番人気だった南側堤防(観光ホテル向かい)にはバリケードが作られ、立入禁止になって久しい。残念ながらもうこちら側が解放されることはなさそうだ。

水中チェック!
釣りができるエリアはかなり希少になったが、それでもさすがは外房の雄、小湊港。この魚の量と種類! シマダイにメジナ、カワハギ。そしてギンガメアジだ!






だがしかし、ここ小湊港最大のジャミング軍団・アイゴが行く手を阻むぞ!

悪いことにアジやシマアジはこのアイゴ軍団と一緒に泳いでいる。これを釣りあげるのはなかなか至難の業だね。

護岸際に群れるスズメダイとイサキの幼魚。これもジャミング要員だ。

水深深くまで潜ると、クロダイが行き交うタナ(遊泳層)あり。

さらに海底まで深度を下げるとサンノジ(ニザダイ)が待っているって寸法だ。まあ、あまり待っててもらってもというメンバーではあるが。

無駄に人懐っこいニザダイたち。

釣り魚チェック!
立入禁止になった南堤防ではシマダイやメジナなどが釣れた。夜釣りでは常夜灯周りを中心にアジも釣れていた。


駐車場チェック!
車は「ウオポート」前の有料駐車場へ。最近コインパーキング式になったようだ。普通車一日600円。余談ながら以前、この駐車場内にあったトイレは撤去されてしまったようだね。

トイレチェック! ★★★☆☆
ここはかなり管理の行き届いた観光スポットということで、港内いたるところに公衆トイレがある。


ひとこと! 小湊港
漁港に歴史あり、喜びも悲しみも幾年月を経るうちに、ここ小湊港の釣り事情も幾多の変遷を辿っているようだ。紆余曲折を経て現在は釣り人に一部エリアが解放され、釣り禁止エリアでの漁協活動とうまく棲み分けができつつあるようだね。また明らかに釣り人のマナーも向上したように見え、決して広くない釣りエリアではあるもののみんなで譲り合い、声をかけあいながら和気あいあいと釣りを楽しまれているその様子を見て、なぜか目頭が熱くなった。釣り場も非常にきれいに保たれていて、ゴミはおろかコマセ一粒落ちていないきれいな堤防である。夏~秋のシーズンはもちろん、最近は冬でも釣果が期待できる小湊港。これからも釣り人を受け入れてくれる希少な良港であってほしいね。持ち帰ろうゴミ。

MAP




