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サーフしかない九十九里では数少ない、車横付けでクロダイが釣れる穴場。
いきなり堰(せき)の映像である。こう見るとこのページ、まるで工業系のサイトのようだがさにあらず。釣り場案内サイトである。ここは千葉・九十九里は白子町にある内谷川取水堰だ。なにをかくそう白子町役場のすぐ隣にある、けっこう大型の取水堰で、ご覧のように堰の上を車両で渡ることができる。ああ、ここまで読んでもやはり工業系のサイトのようだ・・・。
この取水堰、じつはなかなかの穴場なのだ。というのも堰の中央部分にご覧のような半円状に突き出た展望スペースのような所があり、なんとここに車横付けして釣りができるのである。
で、肝心の水面の様子はこんな感じだ。左に葦原が広がり、右側は護岸で水深が深くなっている。ここは九十九里浜から3㎞ほど内陸にあるんだが一応汽水域で、南白亀川と内谷川のちょうど合流地点になっている。ということで川幅は広く、いろんな水、潮が入り組んで流れているわけだ。ほほう、なかなかおもしろそうなシチュエーションだぜ。
ここはね、シーバスのボイルがすごいんだよ! 堰まわりが水深あり、ここを根城にしているシーバスやカイズがけっこう多い。上から見てても魚影が見えるほどだ。
そしてここ、内谷川取水堰のもうひとつの魅力はこの葦原。ハゼがかなり沸いており、これをお目当てにしたフィッシュイーターも潜んでいる。
ここは夜釣りも楽しいぞ。とくに日没前後はクロダイがよくかかってくるね。
水中チェック!
堰のまわりの川底はまるで板チョコの表面のような凹凸があるコンクリートの底になっていて、その上にごらんのようなハゼたちがひしめいている。こんなベイトフィッシュが堰一帯にいっぱいいて、これを狙う様々な魚が行ったり来たりしているようだね。
つぶらな瞳の鯉。汽水域である内谷川取水堰にはこうした淡水魚も多く生息しているようだ。
釣り魚チェック!
クロダイゲット! ってまあカイズクラスだけどね。
夜が更けるにつれ、数が釣れサイズも上がってくるようだね。
セイゴもよくかかってくるね。
とにかくあたり一面でボイルが立って、水面は騒々しいほどだ。水面に大型のシーバスも見えるのでルアーを投げてみたらボラがかかってきた。なんでルアーにボラがかかるんだよ。
駐車場チェック!
堰の周囲に若干の駐車スペースあり。
トイレチェック! トイレなし
まあ、取水堰だからね。女子にはやや厳しいか?
ひとこと!内谷川取水堰
見渡す限りの砂浜しかないここ九十九里にあって、ここはクロダイ釣りということでいうとなかなか穴場的なところだね。車横付けで護岸からチョイ投げのクロダイ釣りができる、数少ないポイントだ。海岸線からかなり内陸に入るので、趣としては海釣りというより川釣りなんだけど、魚影は濃いぞ。
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