銚子エリアでメジナに逢える貴重な釣り場。
ここは関東最東端、銚子エリアにある名洗港海浜公園。南国ムードを感じさせてくれる裸子植物や、波と戯れることができる階段式スロープなど、公園内はとてもきれいでよく整備されているね。最近は立入禁止になる漁港が多い中けどここは漁業関連施設がない純粋な親水公園なので、心おきなく海辺の釣りが楽しめるってわけだ。釣り人にとってはめったにないオアシスのようなところだね、名洗港海浜公園！
釣りのポイントとしてはやはり1番人気は沖側の白灯堤防（上写真）。外海からの流れとともに魚も回遊してくる。もう一つは駐車場から近い場所にある小突堤（下写真）。こちらはテトラポッドからの釣りがメインになるね。
あとは、白灯堤防の付け根あたりにちょっとアーティスティックな護岸があるが、こちらは水深が浅いせいかあまり人気がないようだね。
名洗にはこの海浜公園の隣に大規模なヘッドランドもあるんだけど、こちらは立入禁止になっているね。まだ工事中のようだ。
水中チェック！
というわけで早速、機動水中カメラ「ヒョウモンダコ14号くん」による水中探査開始だ。これは白灯堤防左側、テトラポッドが入っていない方の水中映像。一面の砂地に、時たま干からびた海藻の残骸が点々と存在する感じだね。
一面砂地の、荒涼とした海底空間はどうもあまり魚影が濃いとはいえないが、護岸に張り付くようにメバルが居ついているようだ。
お！ メジナ発見！
けっこう大きいメジナも入ってきた。
かなりまとまった数のメジナがいたぞ！
この群れは足元から数mのところ。海底を這うように護岸を行ったり来たりしているようだ。
おおおお！ クロダイもいたぞ！ こいつはゴージャスだね。
しかしこの名洗港海浜公園、群れが通っている時は賑やかだが、いかんせん、港内全体としての魚のストック量がさほど多くないので、群れに出くわした時以外はこんな荒涼とした砂地にただただ釣り餌を運んでいる、ということになりがちだ。まあ、あせらないあせらない、ひと休みひと休みだ。
駐車場チェック
南洋ムード漂う、収容台数もけっこうある無料駐車場あり。堤防からも近いし、こりゃ助かるね。
トイレチェック！ ★★★☆☆
そんな南国ムード溢れる駐車場内に設置されたこれまたトロピカルムードいっぱいのトイレ。巨大なソテツが目印だ。
ひとこと！ 名洗港海浜公園
ここ名洗町くらいから徐々に砂浜が増えて、すぐ南にある九十九里浜に続く広大なサーフ地帯になっていく。
名洗港海浜公園の海底もそういったわけで見渡す限りの砂地が続くので、本来ならシロギスでも狙おうかというシュチュエーションなのに、どういったわけか磯魚のメジナの群れが行き来している。これはおそらく、名洗港のすぐ横に犬若の磯があり、このあたりから遠征してきているのかもしれないね。
なんにしてもこの砂浜だらけの界隈で磯魚釣りが楽しめる希少な釣りスポットだね。
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