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潮干狩りの名所に、隠れたカサゴポイントあり!
渥美半島先端部・福江漁港といえば潮干狩りが有名やな。6月頃にはチビッ子のひろくんやあっくんが大挙して押し寄せ、アサリをほじくるというわけなんやけど、そんな遠浅当地にあって、魚影が期待できるのがここ、左先端部の突堤なんやな。
この突堤周辺にあっても水深は4~5メートルと決して深いわけではないものの、太平洋から良質なプランクトンを含む海流が流れ込んでいる渥美半島の恩恵を受けてか、その魚影はなかなかのもの、ということが言えたりするんやな。
港内はごらんのように超広大。どこでも車横付けで釣り可能やね。ああしかし一体、いかほどのコンクリートがいるんやろうねこの護岸を作るのに、と余分なところに気がいってしまうね。
水中チェック!
というわけで水中探索いってみましょか。遠浅の砂地ということでやはりというか、砂で濁り気味のイイ感じの海中風景やね。群泳しているのはセイゴ(スズキの子)やね。浅い港内をこれが行ったり来たりしている。
左突堤の先端部付近。ここにはブロックが沈められているので、いわゆるロックフィッシュが居着いている。メバルやね。
そして海底付近、なんとカサゴやね。アサリしかおらんかしらと思っていたら、こんなスペシャルな魚までおるんやね。
怪獣のような顔つきやね。
そうそうメバル狙いならイチオシしたいのがティクトのフロッパー38とフロッパーグロス55やな。メバリングに特化したルアー、なんやな。夜行性であるメバルにあわせて、夜間に発光するカラーがラインナップされていたりするから、夜釣りも楽しくなるということかもしれんのやな。
ちなみに55サイズのほうが遠投効くので私は55派かな。まあこのへんはお好み、ということかもしれんのやな。お値段同じようやし。
釣魚チェック!
ちゃっこいセイゴがなぐさめてくれたようやね。このサイズ以上のも水中にはいるので(言い訳)、セイゴ・フッコ狙いのルアーフィッシングも、ギリギリいけるかもしれんね。いけんかもしれんけどね。
駐車場チェック
渥美半島の釣り場はだいたいどこもゆったり広々しているのだけど、とくにここ福江漁港は半端ない広さや。何度も言うけども、このスペースを作るのにどのくらいのコンクリートやアスファルトが必要なのか、そんな、釣りとは関係ない心配をしてしまうね。少なくともまあ、港内は無料で車横付けで釣りできるということやね。
トイレチェック! トイレなし
ない。これは困ったことやね。潮干狩りの客はどうしてんのやろね。6月だけ仮設トイレが出るんやろうか。と、釣りとは関係ない心配をしてしまったりするやな。
ひとこと! 福江漁港
地平線が見える釣り場、福江漁港はどこか日本離れした雄大さがあるね。狙いは左先端部の突堤に限られそうやけど、港内の大部分を占める浅場でハゼなぞを狙ってみても面白いかもしれんね。
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