足元にからみつくアジ。沖のお盆でクロダイとメジナの魚影濃い波を蹴って・・・
JR新潟駅から一番近くて、しかも魚影の濃さではピカイチといえばここ、新潟西海岸第一突堤ね。日和山第突堤とも呼ばれているこの堤防、海岸沿いに４本設置されていて、それぞれが沖まで伸びているという、釣り人にとっては天国のようなところね。ここはそのうち一番右に位置するのが第１突堤。
ここはおもしろくてね、巨大な振り子のような、綿棒のような、なんか特殊な形をしてるわけ。この一番沖の円形ステージで釣りができるというのだから見るからに心時めくでしょ？ ただ、円形舞台の沖向きはテトラ帯なので、チョイ投げなら陸向きのほうか、「綿棒の軸」部分ということになるわね。
一帯は海水浴場なので、砂浜を行軍することになるわよ。砂がジャリジャリ入らない靴か、いっそサンダルかしらね。駐車場のまん前なんだけど、けっこう先端までは歩くわね。
なるべく軽装で、歩き回れるようにするといいかもしれないわよ。
水中チェック！
さあ、いってみようかな水中撮影よ。場所は「円形舞台」の付け根部分。ここがテトラ帯が切れていてやりやすいわね。意外に波が荒くて映りが安定しないけど、なんと足元にアジがウジャウジャいるわよ。親指くらいの豆アジだけど、無数にいるわ。
さらに深く潜ると、といっても意外に浅くて、５～６メートルくらいなんだけど、いるわいるわ！ いるじゃないクロダイよ！ それも結構な数が群れで泳いでいる！ ここも足元から５メートルくらいのところよ。これすごいんじゃない？
メジナの魚影も濃いわね。
でもクロダイのほうがぜんぜん多いわね。
おおっと！ 群れでウジャウジャ来たわよクロダイよ！ なんかこう、群れで泳ぐクロダイって迫力あるわね。しかもこんなチョイ投げの距離で、こんな浅場で。
釣り魚チェック！
とにかくこの豆アジ！ 無尽蔵に釣れるわよ。釣り人の需要を完全に上回って、余ってるんじゃないかしらと思うくらい、サビキを落とせば針に全部かかってくる豊漁。まあ豆アジだけど。チビッ子は大喜びじゃないかしら？
ワンパック150円サイズ。そのまま素揚げね。
メジナは引きが強くてなかなか楽しいわよ。
いくらでもかかるメジナ。でもクロダイはかからず！？
駐車場チェック
突堤のまん前にきれいな無料駐車場が整備されているので助かるわね。
駐車場から横断歩道を渡り、砂浜をひたすら歩いて目の前の第１突堤を目指す。この砂浜が見た目より距離があってちょっと大変。なんというか、スケールが大きいのよね。
トイレチェック！ ★★★☆☆
駐車場内にご丁寧に「トイレのご案内」表示が。綺麗な階段を上ると・・・
予想より若干、ミニマムな印象がなくはないトイレが出現。でも綺麗なので女性でも不安はなさげではあるわね。
ひとこと！ 新潟西海岸第１突堤
JR新潟駅から一番近い釣り場。釣り場も広くて駐車場・トイレも完備。足場もよくて、釣り禁止などの規制もないここ新潟西海岸第１突堤は、新潟デビューにはイチオシの釣り場よ。アジからクロダイまで、魚影もすこぶる濃いのでウキが消し込む快感を味わうことができるんじゃないかな？ とにかく驚いたのは、地付きのいわゆる雑魚がいる場所、関東だとアイゴやネンブツダイでうめつくされているようなところが全部アジというのが驚きよ。豊かなり新潟の海、ね。
新潟市内はとっても都会。むかし、「マアソノー」「ヨッシャヨッシャ」という口癖の大物政治家の大活躍があったということなのか、埠頭から埠頭へはまるで首都高速のような地下トンネルが縦貫し、高速道路に並行してもう一本、「第二高速道路」ともいえる無料の「高速国道」７号・８号線が並走していて、インターチェンジで出入りしているのには驚いたな。釣具店は第１突堤からこの「首都高速並トンネル」を通ってすぐの「トビヌケ 新潟店」、そして国道７号女池インター出口すぐに「上州屋女池店」があるので、手ぶらで新潟入りしても大丈夫かな。
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