霞ヶ浦でビッグバス、挑戦したけりゃ菱木川。
こんにちはー、チエでーす! 今日は霞ヶ浦の流入河川、菱木川をレポートしちゃいます!
広い広い霞ヶ浦。まるで海みたいな霞ヶ浦でバスと出合うのはなかなか至難の業。それもビッグバスともなるとなおさらですよ。バス釣り初心者のわたしなんかもう、ただただルアーを根掛かりさせるためだけに通っているようなものですが、そんなとき「霞ヶ浦初心者はまず流入河川から攻めろ」と後ろのほうから声がしまして、その中でもとくに魚影が濃いのがここ、菱木川だというのですよ。
ここに、いるよ。ブラックバス水中チェック!~河口
で、早速菱木川の推しポイント、河口付近です。ここは左右、とくに上流部から見て左側に激しいブッシュ帯があってですね、ここに小魚もといベイトフィッシュがいっぱいいます。そしてそれを狙って本湖のバスがやってくるという、いわゆるフィーディングポイント(言えた!)ですね・。
水中チェック!
ということで菱木川河口の、左側に機動水中カメラ「ワカサギ1号くん」を潜水させますよ。折り重なるように枯草が堆積しています。ああ、見ただけでルアーが2~3個なくなった気になってきました!
そんな雑草の森をようく観察してみると! あ! いました小魚、じゃなかったベイトフィッシュです!ヨシノボリでしょうか? 雑草の茎に「ピタッ」と張り付いています。
そしてそして、とてもわかりやすい感じで本命、ブラックバスの親分の登場です。
どこかのどかな表情のバス。この界隈はベイトフィッシュがたくさんいて餌にこまらないのか、余裕すら感じます。
そしてここは大きな鯉もいっぱいいますね。堆積した雑草の中にひそむ有機物をあさっているのかもしれません。まるまると太っていますよ。
ここに、いるよ。ブラックバス水中チェック!~水神橋・権現橋周辺
河口から上流にむかってかかる1本目、2本目の小さな橋でっす。
足場がしっかりしてて、夏場に鬱蒼と草が生い茂る季節でもわりとラクに橋の下まで入れます。夏の昼の灼熱の太陽から人も、バスも守ってくれるいいとこです。
そしてそして、この2本の橋の間にはごらんのような立木があって、ちょっと変化のあるポイントになっているように見えますよ。
水中チェック!
橋の下まわりの立ち木や雑草があるので、これはバスがいついているかな? と思ったのですがさにあらず。じつはこの区間の菱木川、地上を見る限り手つかずの自然の川のように見えたのですが水中はご覧の通り。ガチコンクリートの護岸です。ザリガニもチチブもいない整然とした水路でした。立ち木の下もなにもありません。
思わせぶりな橋の下のブッシュ帯です。この区間は水中にもバスはあまりおらず、なぜかヘラブナや、
鯉の大群が行きかうばかりです。
ここに、いるよ。ブラックバス水中チェック!~機場水門付近
権現橋から上流にちょっと行ったところにある、機場の水門付近なんですが、なぜかこのあたりは水深がとっても深くなっていてですね、場所によっては3~4メートルのドン深になっているようなんですよ。ここだけちいさな湖みたいで、別世界です。
水中チェック!
出た! ビッグバスです! しかもまるまると太っていますよ。
水門の護岸にピッタリ寄り添うように行き来しています。これはしかし、なかなか風格がありますね。
こんなデカバスがここ、水門前近辺に群れを作って居ついているようです。
川底は完全な泥底ですね。それにしてもここ菱木川のバスはみんな、気のせいかのどかでのんびりとした顔をしています。警戒心も皆無で、機動水中カメラ「ワカサギ1号くん」がこの距離に接近してもどこ吹く風です。
「きみはだれだい?」と言いたげな菱木川のブラックバス。このユルーイ感じ。キミもバスならもう少しハングリーさを持てよと思わず忠告してあげたくなるようなまるまると太った彼らを見るにつけ、この川のベイトフィッシュの豊富さを感じずにはいられません。
駐車場チェック 駐車場なし
水田地帯なので農道が広くなったところや機場付近の空き地にみなさん停めているようですが地元の方々のお邪魔にならないようにしたいですね。
トイレチェック! トイレなし
あららららら! 「富士見塚 古墳公園」または「道の駅 たまつくり」まで行くか、コンビニですかね。女子にはつらいですね。
ひとこと! 菱木川
「広い、浅い、濁ってる」の三重苦で常にオデコな徒労を感じているところにルアーがしょっちゅう根掛かりでなくなる。そんな、初心者がくじけそうになる霞ヶ浦釣行の救世主のようなのが流入河川です。菱木川はそんな流入河川のなかでもバスの魚影がトップクラスに濃いポイントです。やはり水深が意外なほどに深いというのがミソではないかな、と、蚊に刺されてブリブリになった脚を見ながら思うのでした。
次回もまた、見てくださいねー! じゃん、けん!
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