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流れ流され最下流。溜まったワカサギ、バスが食う。ここは辺境、ダムサイト。
こんにちはー、チエでーす! 今日は津久井湖の最下流域にある通称・観光センター下をレポートしますよ。
この「観光センター下」というのはですね、釣りポイントのちょうど上の陸側に津久井湖城山公園の観光センター(お土産などを販売してます)があるからのようです。なので湖上で釣っていると観光客のおじちゃんおばちゃん、チビッ子の声が聞こえてきてちょっと不思議な感じです。お土産物屋さんでバス釣りしてるような(笑)
さて! この観光センター下はもう目の前が津久井湖の終点・城山ダムです。ダムサイトエリアは事故防止のため立入禁止エリアになっていて、目の前にフロートとロープがあり、ここから先は進めません。
このオレンジフロートのちょっと手前に、なんともおいしそうなブッシュが広がっています。とくに湖が増水期のときはまるでマングローブの森のようです。水深も岸際からかなりあるため、このあたり一帯が絶好のバスの着き場になっています。
そしてなにより、ここ観光センター下界隈は津久井湖の終点ということもあって漂着物、ゴミが体積しているところが多いです。これまたバスが身を寄せる絶好のポイントになっているようです。
とくにねらい目はこんなもしゃっとした枝が複雑に入り組んで水没しているところと・・・
太い倒木、もといレイダウンが折り重なって水面に浸かってるようなところですよ。
ここに、いるよ。ブラックバス水中チェック!
さて! ではさっそく機動水中カメラ「ワカサギ1号くん」による水中探査を始めますよ。もしゃっとした小枝にひっかかりながら3メートルほど岸沿いに潜水したところで、お! 見つけました! 大きなバスです。
岸に「ピタッ」と寄り添うように行ったり来たりしています。
別のバスが来ました。やはり岸ピタです。
2匹編隊。こちらも岸ピタ。
すみっこが好きなんですかね。水深は5メートル。
水深7メートルくらい(増水期)で湖底へ。ゴロタ石のまわりに小型のバスが集まっています。水面から落ちてきたゴミや落ち葉、枝があちこちにあって、それらに付いた有機物を食べているのかもしれません。ああしかしここは根掛かりしやすいですよ。ちなみにわたしはこの日、やはりというか、¥2,800くらいのシャッドプラグをなくしてしまいました(泣)
ちなみにこの界隈、城山ダム前の立禁フロートあたりはごらんのワカサギがかなりたくさんいます。流れ流されて最下流まで来たのでしょうか? どうもバスは岸ピタしながらこれを狙っているような感じでした。
駐車場チェック
観光センター下、つまり津久井湖の最下流部へいくにはレンタルボートでアプローチする必要がありますが、直近の中村ボートさんを利用される方は専用の駐車スペースがあり、こちらに停められます。
中村ボートさん駐車場以外にも、すぐ近くの公衆トイレ前に駐車スペースがあり、5~6台停められます。が、平日でも常に満車状態。競争率はかなり高いです!
トイレチェック! ★☆☆☆☆
中村ボートさんの駐車スペース奥に、メルヘンチックな屋根が目印の「プチトイレ」があります。女子には相当ハードルが高いですがきれいに清掃されています。
レンタルボート店チェック!
観光センター下は中村ボートさんが最寄りです(写真は増水期)。
冬期(増水期)の中村ボートさん。敷地のほとんどが水没してしまいますがデッキから出船できます。
2022年ごろからでしょうか、ファン待望の(?)新作ボートがデビューしていました!!
狂暴な顔つきのシャークヘッドがペインティングされています。ただよく見るとこのボート、船体全体が白く塗られています。もしかしたら「白鯨」モビー・ディックを表現されているのかもしれません。すみませんだいじなところを聞いてくるのを忘れてしまいました(笑)
ひとこと! 津久井湖 観光センター下
津久井湖のバス釣りポイントの中でも最下流部にある観光センター下は最寄りの中村ボートさんからでもかなりの距離があり、時間もエレキのバッテリー容量もくうせいか、ここまで来る釣り人はさほど多くないようです(猛者はいますが)。なので他のポイントに比べるとバスたちもスレていないかもしれません。岸際にピタッとくっついて、最下流まで流れてきたワカサギを食べているのでしょうきっと。
津久井湖入釣の基礎知識
★津久井湖は漁業権の設定がないため、入漁料なしで釣りができます。
★ボート釣りはマイボートの持ち込み禁止。エリア内に4件ある貸しボート利用です。
・津久井観光ボート ・沼本ボート ・やぐち釣具店レンタルボート ・中村釣具店ボート(免許不要艇は津久井観光ボートのみ。やぐちボート、中村ボートは手漕ぎボートのみエレキは要持込。中村ボートはHP無現地交渉)
★立入禁止エリアがあります。
次回もまた、見てくださいね!じゃん、けん・・・
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