「堤防をコマセで汚さないグッズ」で釣り場を守ろう! 釣り場案内人サトシ!

釣り場が立入禁止でどんどんなくなっていく…釣り人にできることは⁉

ここ数年、漁港が次々に立入禁止、釣り禁止になっているよね。人気釣り場だったあの漁港に行ってみると突然、「釣り禁止」の立て看板が掲げられ、入口にバリケードが敷かれているということが増えていて、釣り人としては寂しい限りだね。

大原漁港 釣り禁止

漁港が立入禁止になる原因の多くは釣り人のルール・マナー、とくにゴミ放置にある。ということで最近は日本釣振興会のももちゃんが釣りマナー啓発に活躍しているけれど、彼女ひとりではなかなかタイヘンそうだ。

ホイホイジッパー袋

「わぁ!臭い!」と鼻をつまみ、涙を流しながら腐ったコマセをデッキブラシとバケツで清掃するももちゃん。過労で倒れないか心配だ。

ホイホイジッパー袋

◆釣り人にできること~堤防をコマセで汚さない工夫ができたら・・・
サビキ釣りなどでありがちなのが、買ったコマセをそのまま堤防の地面に置いて、ビニールをやぶいて使うパターン。これ、コマセが凍っているうちはいいけど、溶けだすとグチャグチャ、ビチャビチャになってしまう。

ホイホイジッパー袋 サトシ

そのまま使い切れればまだいいが、結局半分くらい残ってしまい、臭いわ水浸しだわで、持って帰ろうにも持って帰れなくなってしまう。さらにバケツを忘れたりすると、地面も汚したままだ。そこでおススメしたいのがこの「ホイホイジッパー袋」。

ホイホイジッパー袋

この「ホイホイジッパー袋」、見かけはいたって普通のビニール袋なのだが・・・

ホイホイジッパー袋

広げたときに、底の部分が立体になるような折りになっていて、袋が自立するようになっている。また開閉口に密封ジッパーがついていて、水を入れても漏れない、においも外に出ないしくみだ。ビニール自体もかなり分厚い素材で作られていて、まず破れたり穴が開いたりということはない。

ホイホイジッパー袋

これ、例えるなら「シャンプーの詰め替え用パック」のあのビニール容器を大きくして、透明にしたような感じだ。

ホイホイジッパー袋

◆堤防に一滴もこぼすことなく、アミコマセを解凍。集魚剤とも混ぜ合わせられる!

実際にサビキ釣り用のコマセを作ってみよう。釣具屋からいつものアミコマセを買ってきたら「ホイホイジッパー袋」を1枚、用意する。集魚剤(アジパワー、チヌパワーなど)はパッケージを開封すると粉が漏れまくるので、ペットボトルなどに入れておくといいかもしれない。

ホイホイジッパー袋

アミコマセと集魚剤を「ホイホイジッパー袋」に入れてジッパーで密封する

ホイホイジッパー袋

コマセが少し溶けて柔らかくなったタイミングで踏みつけてコマセブロックを砕く。完全密封&素材が頑丈なので中の液が漏れる心配なし

ホイホイジッパー袋

あとは手で揉んだり、どこかのフライドポテトのようにシャカシャカ混ぜ合わせたり。ここまでご覧のように堤防はきれいなまま。

ホイホイジッパー袋

じゅうぶん解凍・混ぜ合わせたところでジッパーをパカッと開ければ、今にもアジの群れが殺到しそうなコマセのできあがり。コマセカプセルへのつめこみも、このジッパー袋の中でやってしまおう。

ホイホイジッパー袋

まとめ~漁港を汚さない「ホイホイジッパー袋」をバッグにしのばせて、コマセの汚れから解放されよう!

完全密封で液漏れ、ニオイ漏れもない。分厚い素材で破損や穴あきの心配もないから、コマセがどれだけ溶けてもバッグに入れて電車にも乗れてしまうというスグレモノだ。実際、コマセを「ホイホイジッパー袋」に入れて電車に乗ってみたのだが、誰にも気づかれなかった!

ホイホイジッパー袋 サトシ

使い終わって余ったコマセ。処分に困りそのまま海中に大量に投げ入れたり、堤防にそのまま放置して去ってしまうことがなくなり、漁港を汚さずに済む。また場所移動ごとに新しいコマセを買う必要もなくなって釣り人にとっても経済的だったりする。

値段も安く、5枚セットがワンコインで買えてしまうので1枚100円ほどとかなり安い。おまけにこれ、完全密封で液漏れ、ニオイ漏れもしないので、魚が釣れたらそのままこの「ホイホイジッパー袋」に氷と一緒に入れれば、クーラーボックスのかわりにもなったりする。


でかいバッカンを持って車で移動するような本格的な釣りのときは別にして、ファミリーでチョイ釣りするときなどは便利。ぜひ1枚、バッグにしのばせておこう!

ホイホイジッパー袋 サトシ




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