高価なルアーが根掛かりでどんどんなくなっていく…。心が折れ、お財布も寒くなる…なんとかしたい!こんにちは! チエです! 今日は根掛かってしまったルアーの救出・回収についてでっす! ルアー救出・回収機を実際にインプレした動画もアップしてみたりしたので、大切なルアーを根掛かりでなくしてしまうことにお悩みの先輩方はぜひお立合いお立合い、でっす。いきなりわたくしごとで恐縮ですがじつは先日、大好きなモンブランケーキと信玄餅をがまんするなどしてようやく購入したルアー(シャッディングX)を、購入後わずか1投目で根掛かりさせ、なくしてしまいました。それから2日ほど寝込んでしまいました。で、さっき起きて今この原稿を書いておりまっす。バス、シーバスを釣るテクニックうんぬんの前に、わたしなんかはとにかく、いかにルアーで地球を釣らないか、ということばかりに気が行ってしまい、ぜんぜんルアーフィッシングを楽しめておりません(T_T) ◆初心者がルアーフィッシングに挫折しない第一歩は、まず「ルアーの根掛かりロストを減らす」ことこういう情けないタイトルを配信するのはとってもお恥ずかしい限りです。みなさんの失笑が聞こえてきそうです(泣)がしかし! 実際に数千円もするルアーを立て続けに何個も根掛かりでなくしてしまう上に、バスやシーバスにかすりもしない釣行が続くと「あ~あ、もうやーめた!」「時間とお金のムダだよこれ」と萎えてしまわれる諸先輩方が少なくないのもまた事実。ルアーフィッシング初心者にとって、根掛かりの問題の根は深いのです。◆ルアーの根掛かりは、じつはかなりの確率で救出・回収できる!ルアーマンの心を折りまげまくり、財布を軽くしまくるルアー根掛かりですが、「釣り場案内人サトシ!」の水中映像でよく映っている、根掛かってしまったルアーを分析してみるとその原因は4つくらいあるようなのです。さてここでクイズです! あの、クイズですぅ~。・・・だれもクイズに取り組んでくれなさそうな気がしているので、ひとりクイズをやっちゃいます。上の1~4の根掛かりのうち、救出の可能性があるのはどれでしょう? チーン! はいチエさん! 4! ブー! 答えは4以外の1・2・3です! ああ、何をやっているのでしょうわたしは・・・。 まああの、自然相手なので「必ず」ということは言えない、という前提ではありますが。1はバスフィッシングで一番多いパターンですね。とくに葦が多くて水深の浅い霞水系や河川とか。2は比較的どこでもありますね。砂泥底でも、ときおりゴロタ場があり、またそこに魚がついていたりします。3は堤防・護岸や漁港の中など、よどんだ場所でよくありがちです。4はテトラや石積帯で、ここにはさまってしまうともう、残念ながらびくともしません。この4つのほかにも根掛かりのパターンはあると思いますが、ざっくし言って4のような、固定設備や大岩の隙間などにルアー本体がガッチリ食い込んでしまった場合以外は、ルアーを救出・回収できる可能性があります! ポイントは「釣り糸(道糸)」の強度・張力では切れてしまうが、もう少し太くて、強度のある紐で引っ張れば引きずり出せる可能性があるよ、とようやく出番が来たうしろの人が申しております。◆ルアーを救出専用ツールがやはり堅い「ルアー/根掛かり/回収」などとネット検索で入れると、いろいろなワザが紹介されていました。道糸を張って、弓のようにはじくととれるよとか、対岸に回ると外れるよとか、言われるままにいろいろ試したのですが、はじいた道糸がほっぺにあたってしまったり、根掛かった釣り竿やリールを持ったままでは対岸に回れなかったりなど、あまりうまくいきませんでした。そんな中でかろうじてうまく回収できたのが、やはり専用のルアー回収機でした。いろいろ種類があるようですが、わたしでもうまく回収できたのが「チェーンフック型」と「クロー(かぎ爪)アーム型」でした。◆チェーンフックがタコの足のようにルアーに絡みつくタイプハンマーのようなオモリが、かなり重いです。まずこのハンマーで一撃を加え、その衝撃で根掛かりからルアーが外れることも多いようです。さらにタコ足状態でジャラつく4本のチェーンを激しく動かすことで、タコ足が獲物に絡みつくようにルアーのフック部分を捉えるという作戦ですね。全体的にとっても堅牢なつくりです。サルベージ用のライン&リールもしっかりしたもので、頼もしかったです。
ルアー救出チェック!ということで実際の救出活動を水中映像で見てみましょう~。
ルアー救出チェック!ということでこちらも実際の救出活動を水中映像で見てみましょう~。